理学療法士や作業療法士は田舎に転職したほうが幸せになれる

医療分野と介護分野では、リハビリ職(理学療法士,作業療法士,言語聴覚士)の給与が年収で55万円も差があると報告されて話題になっているようです。

個人的には、「やっぱりそうか」という感じであり、この給与格差が是正されることは残念ながら今後も期待できないでしょう。

ただし、病院に今から就職したところで給与が上がるかといったら、それはまた話が全然ちがいます。

給与が高い人たちというのは少なくとも今から15年以上前に就職していた人たちで、ベースが元から高い人たちです。

なので、私は経験年数が10年ぐらいですが、平均年収が474万円と聞いたときに「マジかよ」と驚いてしまいました。

小さい病院や医院などはすでに昇給がなくなっている場所も多いので、これから長く勤めたからといって給料が上がることもほとんど期待できません。

さらにこの業界は上がまだ若いので、出世することで役職手当が付くことすら期待できないのが現状でしょう。

じゃあどうしたらいいのかという話になってきますが、個人的にお勧めしたいのが田舎への移住と転職です。

東京での暮らしは貧乏だったとしても、田舎ならリハビリ職はまだ給料がいい方なので、ひとりの給与でも家族や子供を養って十分に暮らしていけます。

田舎に移住したら給与がさらに安くなって、もっと貧乏な生活になるのではないかと心配する人たちもいるかもしれませんが、そんなことはありません。

まず給与についてですが、ハローワークのインターネットサービスを使用することで全国の求人情報を誰でもが簡単に閲覧できます。

気になるという方は、以下のサイトから少し調べてみてください。

ハローワークインターネットサービス

東京都と地方を見比べてみても、おそらく年収差は30-50万円ほどでしょう。

私は長崎県の市外に住んでますが、家賃を5万円も出したら2LDKで駐車場付きの綺麗なアパートに住むこともできます。これは東京ではまずあり得ないでしょう。

確かに田舎ではありますが、ドンキホーテもありますし、イオンもあります。車を少し走らせたら福岡県にすぐ行くこともできます。

最近は必要なものはすべてネットで手に入るので、田舎暮らしだから不便と感じたことはほとんどありません。

人間というのは周りとの差で幸せか不幸かを判断する生き物なので、東京にいる限りは「給与が安い」と嘆いてばかりになるでしょう。

そういった精神的なリスクを避けるためにも、田舎への移住はお勧めです。

もしも将来的に移住や転職を考えているのなら、リハビリ職は今後も激増していきますので、今から活動しておかないとさらに転職は難しくなっていきます。

ハローワークのみだと面接などで落ちた際に非常に大変なので、転職サイトを利用して専任コンサルタントを通すのが最も確実だと思います。

そのようなリハビリ職の転職サイトをお勧め順に紹介している記事も作っていますので、是非そちらを参考にして活動してみてください。

理学療法士や作業療法士は田舎に転職したほうが確実に幸せになれます。そのためにも、失敗しない転職と移住を心がけてください!


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The Author

中尾 浩之

中尾 浩之

1986年生まれの長崎県出身及び在住。理学療法士でブロガー。現在は整形外科クリニックで働いています。詳細はコチラ
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