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カロリー制限よりも糖質制限のほうがダイエットに効果的な理由


ここ10年で栄養学の従来の常識がまったく逆だったことがいくつも判明しています。

糖尿病専門医の山田悟先生の著書を読んで、あまりにも衝撃を受けたので、セラピストが是非とも知っておきたい部分を掻い摘んで紹介したいと思います。

糖質制限ダイエットは身体にいいのか

以前にテレビでよく議論されているのを見ていましたが、私自身はなんとなく糖質制限は身体によくないのではないかと考えている節がありました。

しかし、いくつかの紹介されている研究結果を読んでいくうちに、それは大きな勘違いだったことがわかりました。

まずは糖尿病に関する内容で、カロリー無制限の糖質制限食が一番糖尿病患者の血糖管理をよくしていたという論文が紹介されていました。

現在も糖尿病患者にはカロリー制限を基本にしているドクターは多いですが、それは患者にとって相当な苦痛であるはずです。

また、脂質異常症の場合に脂質を制限しすぎるとかえって脂質は下がらずに、体内では保とうとする方向に作用することが報告されています。

そのため、食事の脂質比率が高いほど、逆に血中中性脂肪が下がりやすくなるということが最近の論文で発表されています。

このあたりを正しく理解しているかどうかで、食事指導は真逆になることもあり、患者のQOLは劇的に変わるのではないかと思います。

糖質を制限するだけで痩せられる

カロリー制限はもちろんですが、カロリー無制限でも糖質を制限したら血糖がコントロールでき、ダイエット効果があるわけです。

実際は、ひとりで厳密にカロリーを制限することは難しく、制限された食事はストレスを強く感じる場合も少なくありません。

それに比べて、糖質だけ抑える方法はカロリーを気にする必要はないので、比較的にストレスが感じにくく、ダイエットの成功率も高いのです。

糖質制限は、肉や魚などは制限なく食べることができるため、タンパク質の摂取量が確保しやすく、筋肉が落ちることもありません。

セラピスト側のメリットとしては、カロリー制限のように運動療法の効果を落とすようなことにもならないのです。

また、カロリー制限食は骨密度の減少を加速させることも報告されており、危険な要素も数多く含まれていることがわかっています。

実際にどれだけ糖質は制限するか

山田先生が提唱している方法では、1日の糖質摂取量を70-130gに設定することが推奨されています。これは日本人の平均摂取量の半分弱ほどです。

とくに食後の血糖値が急激に上がることを防ぐために、1食あたりは20-50gとして三食に分けて摂取することが推奨されています。

ちなみにご飯は茶碗1杯(150g)あたりに約55g、食パンは6枚切りの1枚で約27g、麺は200gあたり約50-60gが糖質となっています。

肉や魚などはほとんど糖質を含んでいませんが、じゃがいもやさつまいもなどの一部の野菜は糖質を多く含んでいますので注意が必要です。

また、調味料では砂糖はもちろんのこと、白味噌やみりん、中濃ソースなどは糖質を多く含んでいます。

野球をしたことがない人は野球を教えられない

リハビリの世界でもよく言われることですが、運動をしたことがない人は、患者に適切な運動指導をすることはできません。

それと同じで、糖質制限ダイエットをしたことがない人が、理論だけを武器に制限するように指導することはやはり無理があるのです。

制限することでどのような苦しみや問題があるかを体験し、患者の立場になって指導することができなければ説得力は増しません。

糖質制限を取り入れることはそれほど難しいことではありませんので、一度は是非とも自らで体験してみることが大切です。

そんな私も今日からしばらくは体験してみることにします。山田先生の著書のほうも良書などで興味がある方は是非ともチェックしてみてください。


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The Author

中尾 浩之

中尾 浩之

1986年生まれの長崎県出身及び在住。理学療法士でブロガー。現在はフリーランスとして活動しています。詳細はコチラ
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