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デスクワーク(パソコン作業)で首がだるくなる理由とその治療法


最近はコタツの中でパソコン作業をする時間が増えた管理人ですが、それに伴って首のだるさを感じるようになりました。

今回はその理由と対策について考えてみました。

デスクワーク中の首こりは姿勢にあり

私はあまり首や肩がこる体質ではなく、これまでもパソコンで8時間ぐらい作業しても痛みを感じることはほとんどありませんでした。(腰痛や腱鞘炎は多いですけど)

フリーランスになる前は机での作業が多かったので、パソコンの画面は下のほうに位置しており、元来の猫背のせいで下の図のような姿勢でした。

デスクワーク(パソコン作業)で首がだるくなる理由とその治療法

頸部屈曲位の方が楽だった

これまでの姿勢が良かったわけではありませんが(むしろ悪い姿勢)、私にとっては楽な姿勢であり、肩や首への負担は少なかったようです。

それがコタツでのデスクワークの時間が増えて、結果的にパソコンの画面の位置が高くなりました。すると、猫背も相まっていわゆる頭部前方位姿勢をとっていたようです。

頭部前方位姿勢とは、下位頸椎屈曲と上位頸椎伸展が強くなった状態であり、現代人に多い不良姿勢のひとつといわれています。

後頭下筋群に持続的な負荷がかかる

正しい姿勢をとるという無理難題

もしも療法士なら、首や肩こりの原因が姿勢にあると考えられた場合、その不良姿勢をとらないようにと指導をするかと思いますが、それって基本的に無理なんですよね。

意識させて改善できるものは意識している時だけであって、姿勢というのは無意識下に楽な姿勢としてとられているので、無意識下にできるようになる必要があります。

しかし、そこまでに至るようになるには長い年月が必要ですし、基本的にはそこまで意識を持ち続けることは困難です。

正しい姿勢を意識し続けることは難しい!

姿勢不良の改善には環境整備が重要

姿勢の改善よりもまずは環境整備

筋トレやストレッチで姿勢を改善するのもいいですが、やはり一番大切なのは環境の整備ではないでしょうか。

今回の私の場合も、作業スペースの環境が変わったことで起きた姿勢性の首こりです。なので、そこを変えないことには根本的な改善はできません。

最大の原因はパソコン画面の位置が高くなったことなので、その位置を下げるか、または椅子を高くして目線の位置を上げるしかありません。

椅子の高さを上げることで目線の位置を高くする

問題点を猫背にしたら治らない

もしも、今回の首こりの原因を猫背のせいにしていたら、不良姿勢が改善するまでは永遠に首こりは治らないことになります。

何十年と付き合ってきたものを、ちょっと運動をしただけで改善させるというのはナンセンス(というか無理)です。

一時的に姿勢矯正をすることは可能ですが、それは短時間の効果であり、根本的な解決とは程遠いものです。

徒手的アプローチの実際

環境整備をすることが重要とは書きましたが、リハビリの時間がそれだけで終わりというワケにはいかないのが現実です。なので、ここではより深く考えていこうと思います。

頭部前方位姿勢を長時間に持続すると、上位頸椎に付着する後頭下筋群(①上頭斜筋、②小後頭直近、③大後頭直近、④下頭斜筋)への負担が強まります。

これは、頸椎の屈曲(生理的前弯の減少)を上位頸椎(環椎後頭関節、環軸関節)の伸展のみで代償するため、それに関わる後頭下筋群に過剰な収縮が要求されるからです。

また、頚椎前彎の保持には半棘筋が、頸椎の運動(伸展・側屈・回旋)には板状筋が主に貢献していますが、これらの安定化機構に障害をきたす原因となります。

後頭下筋群の促通方法

患者に背臥位をとっていただき、施術者は患者の頭側に腰掛けます。頭部を軽度伸展位に誘導し、半棘筋の緊張を下げた上体で下項線の尾側から深層に圧迫します。

その状態から上位頸椎の伸展運動を促していき、収縮に合わせて移動を促すように誘導を加えていきます。

後頭下筋群は半棘筋の深層に位置するため、事前に半棘筋の緊張を十分に取り除いた状態で実施することが望ましいとされます。

これらの操作を加えていくことで、筋肉が促通されて一時的に症状は楽になるはずです。首こりで来院された際は、是非とも実施してみてください。


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The Author

中尾 浩之

中尾 浩之

1986年生まれの長崎県出身及び在住。理学療法士でブロガー。現在はフリーランスとして活動しています。詳細はコチラ
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