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ハイヒールは膝の痛みを改善するのに効果がある


少し意外なタイトルかもしれませんが、ハイヒールって実は膝の痛みを予防するために効果があるんです。

なぜかというと、踵が高い靴を履くと足関節が底屈して、連鎖的に膝関節が伸展位となるからです。

膝がしっかり伸びている姿勢で歩くと膝関節がロックされ、歩くときに膝が前後左右に動揺するのを防ぐことができます。

また、ハイヒールを履くと足の親指の付け根(母趾球)に体重が乗りやすいので、膝内側にかかる負担を減らすことができるようになります。

これらの理由から、歩く際に膝の伸びが悪く、ややO脚気味の患者に関してはハイヒールを履くことで膝の痛みを改善できる可能性があるといえます。

厳密に書くとハイヒールは踵が7センチ以上のものを指すので、実際に効果が得られやすいのは3〜6センチほどのミディアムヒールになります。

あまりに踵が高すぎると不慣れな人は逆に膝が曲がってしまい、バランスがとれずにより不安定な状態を招いてしまいます。

また、外反母趾がある場合は親指の付け根に荷重をかけすぎてしまい、かえってそちらに痛みが発生することもあるので注意が必要です。

外反母趾の女性に膝痛が多く発生しやすいのは、痛みで足底内側(親指の付け根)に荷重を乗せることができず、足底外側で体重を支えようとするからです。

そうすると足部は内反し、連鎖的に膝関節も内反方向に力が加わることになり、結果的に膝内側の痛みを引き起こすことにつながります。

さらに外反母趾が進行すると足のアーチが崩れてしまい、いわゆる扁平足をきたします。

扁平足になると足底腱膜による衝撃吸収作用がなくなり、歩く際の衝撃がそのまま膝のほうへとダイレクトに伝わることになります。

このような観点からすると、一概に膝痛に対して踵の高い靴がいいとは言えないのですが、適応を正しく判断することでそれなりの効果が期待できることは間違いありません。

合わなかったからといって大きな害が出るものでもありませんので、膝の痛みがある方は、ぜひ一度お試しになってもいいかもしれませんよ。


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The Author

中尾 浩之

中尾 浩之

1986年生まれの長崎県出身及び在住。理学療法士でブロガー。現在はフリーランスとして活動しています。詳細はコチラ
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