リハビリの仕事を楽しくする技術

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いきなりですが、あなたは今の仕事が楽しいですか?

この質問に対して、YESと即答できる人こそが、人生を楽しく生きていけるのではないかと私は思っています。

だって人生の大半は仕事をしているわけですから、その仕事が苦痛だったら生きてて楽しいわけありませんよね。

最近は「好きなことで生きていく」みたいなキラキラワードが人気ですが、そんなことは普通の人には絶対に無理です。

それならどうするかですが、今の仕事をもっと楽しくできるように努力することこそが大事ではないでしょうか。

このブログを読んでくださっている人の多くは理学療法士だと思うので、ここではリハビリの仕事を楽しくする技術について書いていきます。

①仕事が楽しくないのは技術がないから

いつまでも経っても全然よくならない患者を担当するときに、なんとなく互いに苦痛だったりした経験は誰しもにあるのではないでしょうか。

どこが問題で疼痛が起きているのかをとらえることもできず、とりあえずマッサージをして治療を終えているだけの理学療法士も多いはずです。

私は整形外科で働いていますが、疼痛の原因を完璧に評価できていると感じるのは一握りであり、原因がよくわからない患者は山ほどいます。

よくわからないままに本やセミナーで学んだ方法を使ってみて、案の定に効果が全く出ない状態というのは治療をしていても楽しくありません。

治療をしても効果が出ないなら出ないなりに、どうして出ないのかという明確な理由を説明できる状態に持っていくことが大切です。

そうやって患者の状態がある程度に把握できるようになると、格段に治療効果は上がりますし、仕事をしていて楽しくなってきます。

この段階に持っていくためには相応の努力が必要となりますが、自分の力で変えられる部分なので努力を惜しんではいけません。

勉強もせずによくわからないまま適当に40年ぐらい働いて終えるのも結構ですが、そんな仕事をしていたら絶対に楽しくないはずです。

仕事を楽しくするためには治療技術を磨くことであり、その段階までいくと知識欲が増してさらに仕事が楽しくなるといった好循環に入ります。

②人間関係を良くする

仕事をやめる理由の第一位は「人間関係」であり、職場で良好な関係を構築できるかどうかというのはとても大切な部分です。

ここに関しては、あなたがいくら努力をしたところで変えられない部分もあるので、どうしても無理そうなら転職するのもアリだと思います。

人によって居心地のいい条件は変わると思いますが、私の場合は、とにかくフラットな組織が気を遣わずに楽しく過ごすことができます。

以前の職場ではリハビリ科の部長に対して、「今日からヒロシって呼んでいい?」と失礼な発言をしてみたりもしました。

もちろんそれぐらいのことで怒らないとわかっていたので、部長も「なんでや!」と笑って許してくれました。

こういったフランクな会話を上司としていると、それを見ている後輩も萎縮しないで本音で話してくれるようになります。

このようにある程度にコントロールできる部分はありますので、自分が楽しく過ごせるような環境を作っていくことも大切です。

③ノルマを課せない

職場から1日20単位はするようにとノルマが課せられたり、単位が少ないと指導を受けたりなど、このような話は理学療法士ならあるあるだと思います。

このような単位のみに固執する経営者や役職者に苦言を呈したいのですが、そんなやり方をしているとゆくゆくは絶対に尻すぼみになります。

単位が第一になると仕事をこなすだけになり、早く回すために治療時間を短くしたり、患者をリピートさせるような方法をとります。

それは結果的に患者の満足度を下げることにつながり、あそこの病院に行っても全然治らないといった口コミが拡がることになります。

単位を多く取得したほうが売り上げが伸びることなんて馬鹿でもわかるので、そこばかり言うやつは基本的に馬鹿なんだと思います。

単位が少し減ったとしても、患者を丁寧にみることを大切にし、新人でも治療効果を出せるように工夫することのほうが100倍大事です。

例えば、定期的に勉強会を開いて、臨床で遭遇しやすい疾患を中心にわかりやすく解説するなんてのもいいのではないでしょうか。

そうやって治療技術が身についていくと仕事が楽しくなり、勝手に勉強し出すといった好循環に入る可能性もあります。

人間という生き物は、させられているうちは楽しめないので、本人がしたくなるような環境を整えてあげることこそが上司の役割です。

そうなると職場の空気も格段によくなってきますので、みんなが楽しく仕事をできるようになってきます。

おわりに

最初に書いたように人生の大半は仕事をしています。

だからこそ仕事は楽しいものであるべきだし、そのための努力を惜しまないことが大切です。

人生は短いようで長いですし、好きなことを仕事にしても大半の人は食っていくことができません。

だからこそ、まずは今の仕事をもっと楽しめるように、できることから始めてみてください。


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The Author

中尾 浩之

中尾 浩之

1986年生まれの長崎県出身及び在住。理学療法士でブロガー。現在は整形外科クリニックで働いています。詳細はコチラ
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