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リハビリ(治療)で役に立った本をランキング形式で紹介

わたしは大の読書家で、一般向けの健康本から専門書までを幅広く、少なくとも年に100冊以上は読んでいます。

その中でも、治療(リハビリ)を実施するうえで、とくに役に立ったものを中心にここでは紹介していきます。

1位:腰椎の機能障害と運動療法ガイドブック

この本を1位にした理由は、とにかく著者である赤羽根先生の解説がわかりやすいというところに尽きます。

根っからの臨床家であるため、机上の空論は一切なく、理論的かつ効果の出る方法を中心に解説してくれています。

とくにDVDには3時間ちかい講義がおさめられており、実際の治療方法についても動画で見ることができます。

最初はよくわからなくても、何度も動画で手技を確認できますので、セミナーに行くよりも絶対に勉強になるはずです。

2位:運動器疾患の「なぜ?」がわかる臨床解剖学

こちらはリハビリ職向けの専門書の中でも、とくに高い評価を受けており、長年にわたってベストセラーを獲得している一冊です。

タイトルの通りに、臨床での「なぜそうなるのか」といった疑問について、非常にわかりやすく解説されています。

なで肩だと胸郭出口症候群になるのはなぜか? 人工骨頭置換術後の疼痛はどうすれば軽減できるのか?

そんな日頃の疑問に対して、明確な回答を用意してくれていますので、これを読むだけでレベルアップすることは間違いなしです。

3位:肩関節拘縮の評価と運動療法

こちらも1位で紹介した赤羽根先生の著書ですが、もうとにかくわかりやすいの一言に尽きるので、絶対に読んでほしいです。

肩痛や腰痛に関しては、毎日のように診ることがあるかと思いますが、この本を読んでいるかどうかで改善率は大幅に変わってきます。

とくにお薦めしたいのはDVDのほうで、動画なら何度も治療方法を見ることができますので、確実に技術を身につけられます。

値段がやや高いように感じるかもしれませんが、セミナーに行くよりも安いですし、絶対にこちらのほうがコスパはいいです。

わたしが臨床で行っている治療方法もこのDVDを参考にしていますし、それで改善率が上がっているので間違いありません。

4位:整形外科運動療法ナビゲーション

疾患別のアプローチ方法が記載されている本の中でも、このシリーズは別格に質が高いといえるほどの内容となっています。

整形外科リハビリテーション学会が出版しているだけあって、とにかく実用的でわかりやすいです。

疾患の概要について説明したあとには、実際の症例報告といった形で記載されており、それが理解のしやすさを加速させています。

整形外科クリニックで働いているなら、絶対に持っておきたい一冊です。

5位:運動療法のための 機能解剖学的触診技術

著者の林先生は、わたしが尊敬している赤羽根先生のお師匠にあたる人で、この先生の書く本もとにかく理論的でわかりやすいです。

評価や治療をするうえで、触診技術がなによりも大切なことは今さら言うまでもありませんが、ただ筋肉や骨に触れるだけではまだまだです。

その他の軟部組織の触れ方についても解説しており、とくに臨床上で必要となる部分を中心に記載してくれています。

この本も絶対に持っておいて損はないので、まだ見たことがないなら是非ともチェックしておいてください。

6位:臨床実践変形性膝関節症の理学療法

腰痛や肩痛と同じぐらい、またはそれ以上に多いのが膝痛ですが、その治療方法について私が参考しているのがこちらの本です。

サブタイトルが「教科書にはない敏腕PTのテクニック」というだけあって、かなり実用的な内容となっています。

赤羽根先生の著書と合わせて、ここまでの3冊を持っておくだけで、外来リハビリに来られる患者の多くを改善させることができます。

膝痛の治療に悩んでいるなら、絶対にこの本は読んでおいたほうがいいです。

7位:運動機能障害の「なぜ?」がわかる評価戦略

ベストセラーとなった「運動器疾患の「なぜ?」がわかる臨床解剖学」の姉妹本として登場したのが本書です。

期待をまったく裏切らない内容であり、これを読むだけで痛みの原因部位の特定が楽勝になります。

新人なら絶対に役立つ内容であり、中堅やベテランでも新しい発見がいくつもあるのではないかと思います。

まさに読むだけですぐにスキルアップできる一冊です。

8位:関節可動域制限―病態の理解と治療の考え方

セラピストの治療対象で最も多いのが関節可動域制限といわれており、それについて深く理解しておくことはリハビリの質を高めるためには重要です。

本書は拘縮研究についての第一人者である沖田教授の集大成ともいえる一冊に仕上がっており、リハビリ職なら絶対に読んでおくべき本のひとつです。

少し内容はハードルが高い部分もありますが、これを理解できるようになると拘縮治療に根拠を持って取り組めるようになります。

9位:痛みの考えかた しくみ・何を・どう効かす

リハビリを行う上で最も治療の対象となりやすいのが疼痛であり、外来リハにおける患者の主訴も、そのほとんどが痛みです。

痛みについて書かれた本はこれまでにいくつも読みましたが、その中でも最も詳しく、そしてわかりやすく書かれている本だと思います。

痛みについて正しく理解しておくことは、患者を治療していくうえで絶対に必要不可欠な知識といえます。

10位:前庭リハビリテーション

ここまでに紹介した本とはやや毛色が異なりますが、とにかくこの本は文章も内容も素晴らしいです。

前庭のリハビリテーションについて、最新の見解がこれでもかと詳しく、そしてわかりやすく書かれています。

また、実用的なアプローチ内容なども詳細に書かれており、この本を持っておくだけでエビデンスのあるバランス障害へのアプローチが可能となります。

11位:ブラッシュアップ理学療法

本書は全国の優秀な理学療法士たちが、実際に臨床で使っているテクニックを紹介しているとても興味深い内容となっています。

本書を読むことでいろいろなテクニックを一気に吸収することができ、あなたの理学療法をブラッシュアップできること間違いありません。

12位:ねころんで読める呼吸のすべて

おそらく呼吸について書かれた本の中で、最もわかりやすい一冊だと思います。

これから呼吸リハを勉強したいと考えているセラピストは、まずはこの本を読んでみてください。

呼吸についての基礎が身に付き、勉強しやすくなると思います。

13位:ストレッチ・メソッド

30万部も売れているストレッチのバイブル本で、アマゾンでの評価も非常に高い一冊です。

セルフストレッチの方法がメインに書かれており、その効果も十分に体感できるものです。

五つのコツ(テコの原理など)を利用して、筋肉をより伸張することが可能となります。

14位:プロの技術が身につく!テーピングバイブル

テーピングバイブルというだけあって、これ一冊だけあったら基本的な部分についてはマスターすることができます。

スポーツリハなどを専門にやっていない限りはテーピングってあまりする機会はないですが、勉強がてらに持っておいて損はないですよ。

15位:姿勢の教科書

私が尊敬している竹井先生の著書で、姿勢の状態や矯正方法について一般向けに書かれた非常にわかりやすい一冊です。

一般向けではありますが、専門家が読んでも十分な読み応えがある内容となっており、これは絶対に手もとに置いておいたほうがいい良書です。

16位:系統別・治療手技の展開

治療手技に関してまとめられた本はいくつもありますが、その中でもダントツにわかりやすくまとめられているのがこの一冊です。

なぜなら、私が尊敬している竹井教授が編集をされているので、その内容についても折り紙付きといえます。

17位:非特異的腰痛の運動療法

整形外科で働いている療法士なら絶対に読んでおいたほうがいい良書です。

そのほとんどが原因不明とされている腰痛に対して、その評価法から原因の特定方法まで詳しく書かれており、その理論や根拠も非常に納得のいくものです。

18位:自重筋トレ100の基本

こちらは在宅エクササイズを指導するときに参考にしている本で、自重筋トレなので特別な道具も必要ありません。

筋肉別に鍛える方法が書かれているので、患者に説明する際にもわかりやすく理解してもらうことができます。

プログラムが100個も用意されていますので、これを持っておくと運動療法を実施するときにバラエティが豊かになれるはずです。

19位:股関節はもっともっと長持ちする

股関節の治療に人生を捧げた理学療法士で股関節専門の整体院を運営している松本正彦さんの著書です。

この本を読むことで変形性股関節症に対する考え方が180度変わったと言ってもいいぐらい衝撃的な内容でした。

同じPTなのでその理論も確かなものです。

20位:野球肩・ひじ・腰の鍛え方・治し方

スポーツ整形外科の第一人者である間瀬泰克先生が監修している本です。わかりやすくまとめられており、セラピストが読んでも勉強になります。

野球に特化して書かれていますが、その他の肘関節障害(テニス肘、ゴルフ肘など)の治療にも活かせる内容となっています。

21位:石井直方の筋肉まるわかり大事典

筋肉博士でお馴染み(?)の石井教授の一冊です。もうとにかくその知識量は半端ではなく、一般読者を対象としているために内容も非常にわかりやすいです。

石井教授の執筆している本はすべて持っていますが、その中でもとくにお勧めなのがこの一冊です。理学療法士なら絶対に読んでおくべき本です。

22位:長引く痛みの原因は血管が9割

慢性痛のリハビリで悩んでいるセラピストは多いと思いますが、その治療の方向性を決める一助となれる一冊です。

従来は痛みが起こっている部位は血流が減少しているとされてきましたが、実は血流自体は増加しているのです。

その理由をカテーテル専門医がわかりやすく解説してくれています。

23位:腰痛は<怒り>である

腰痛に関する本は山ほどありますが、そのほとんどが理学療法士の私たちからしたら読み応えがないものです。

しかしながら、本書はセラピストが読んでも目からウロコな情報が満載ですし、非常に勉強になること間違いなしの一冊です。

24位:脳卒中リハビリ革命

NHKで放送されて話題となった「川平法」についての本です。

その効果は脳卒中ガイドラインでも認められており、本書はその入門書として読むことができます。

一般向けに書かれてはいますが、医療従事者が読んでも新しい発見がいくつもあるはずです。

25位:筋肉の使い方・鍛え方パーフェクト事典

このパーフェクト辞典のシリーズ本もすべて持ってはいるのですが、ここでは最新作をピックアップして紹介したいと思います。

この本は石井教授が監修しているだけあって情報は確かですし、その内容も非常にわかりやすい構成となっています。

一冊は持っておいて損はないはずです。

26位;オステオパシーの内臓マニピュレーション

内臓については苦手なセラピストが多いかと思いますが、私もその中のひとりです。筋肉や関節は好きですが、内科はどうも専門外な感じがあります。

そのような気持ちで勉強がてらに読んだ一冊ですが、この本を読むことで大きく視野を広げることができるようになりました。

内臓のことを少しでも知っておくと、患者のことをより深く理解することができるようになり、治療の効果がグッと上がるはずです。

27位:筋と骨格の触診術の基本

運動・からだ図解のシリーズ本もすべて持っていますが、とくにこの値段で触診について書かれている本は他にありませんのでお勧めな一冊です。

写真(人体)とイラスト(筋肉)が合成されてまとめられているため、筋肉の走行と形状が視覚的にも非常に理解しやすくなっています。

28位:サーノ博士のヒーリング・バックペイン

腰痛や肩こりについて書かれた本の中でも、とくに評価されて読み続けられているのがこの一冊になります。

療法士にとっては目からウロコな部分もとても多く、本書を読むことでこれまでと違った視点を持つことができるようになると思います。

29位:図解入門よくわかる股関節・骨盤の動きとしくみ

この図解入門シリーズはとてもわかりやすくて好きなのですが、その中でも股関節・骨盤の動きとしくみはベストセラーにもなっている良書です。

構成は見開きでひとつの項目が完結するようにできており、右ページに説明文、左ページに図解といった具合に視覚的に理解できるように構成されています。

30位:クリニカルマッサージ

本書はアマゾンで何年にもわたってベストセラーを続けている良書で、主に筋肉の走行に沿って圧を加えていくストリッピングの手技が中心になっています。

そのため、筋肉の走行についても理解できますし、書籍のほうには筋肉の関連痛など詳細についても記述されており、とてもお勧めな一冊です。


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The Author

中尾 浩之

中尾 浩之

1986年生まれの長崎県出身及び在住。理学療法士でブロガー。現在はフリーランスとして活動しています。詳細はコチラ
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