外来リハビリの初回に行っていること

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私は整形外科の外来リハビリで働いていますが、初回のリハビリ時に実施することとして以下があります。

  1. 疼痛誘発動作の確認
  2. 疼痛誘発組織を探す
  3. 疼痛誘発組織へのアプローチ
  4. 画像やアプリを用いて患者に説明
  5. リハビリテーション総合実施計画書の説明

基本的に1単位でこれだけのことをやっていますが、実際は20分で終わらないので初回は長くかかることがほとんどです。

疼痛誘発動作についてはカルテや口頭での確認、すぐに実施できる動きなら再現痛の確認を中心に行います。

次に疼痛誘発組織を探す作業ですが、一般的なパターンに当てはまる場合はいいですが、評価をしても予測がつかない場合もあります。

ここで時間を使いすぎると治療まで進むことができませんので、如何にして疼痛誘発組織を素早く見つけるかが初回は重要となってきます。

臨床経験もそうですが、これまでにどれだけ知識を身につけているかが大切であり、日々の努力(準備)が必要といえます。

疼痛誘発組織を特定することができたら、ここからは実際にアプローチしていくことになりますが、初回はどうしても時間が限られます。

そのため、その旨を伝えたうえで治療を終了するようにし、次回からはスムーズにリハビリが行えるようにします。

4についてですが、当院ではリハビリ職の各人に1台ずつMacBookが支給されており、iPadも3台が常備されています。

患者には視覚的に病態を理解していただきたいので、時間がある場合はMRI画像やレントゲン写真を一緒に確認するようにしています。

もちろん患者は画像をみても理解しにくいので、その後にアプリの3Dアトラスを用いて説明することも多いです。

おすすめは「Muscles & Kinesiology」というアプリです。

整形外科に多い病態の腱板断裂や腰部脊柱管狭窄症などを、視覚的に理解できるように画像が用意されているので患者も理解しやすいです。

そして最後にリハビリテーション総合実施計画書を説明して、同意の署名をいただいてから終了となります。

ここまでのことを20分でやることはほぼ不可能なので、その日の忙しさや患者の理解度によっては、画像やアプリでの説明を省くこともあります。

しかしながら、これだけしっかり説明まで行うと次回に来ないということはまずないので、とても大切な作業であるとも考えています。

最初はかなり大変かもしれませんが、慣れるとそうでもありませんので、是非とも参考にしてみてください。


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The Author

中尾 浩之

中尾 浩之

1986年生まれの長崎県出身及び在住。理学療法士でブロガー。現在は整形外科クリニックで働いています。詳細はコチラ
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