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外肋間筋,内肋間筋,最内肋間筋


外肋間筋、内肋間筋、最内肋間筋に関する充実したデータ(ストレッチ、筋力トレーニングなど)をここでは閲覧できます。目次は以下になります。

肋間筋とは

肋間筋(intercostal)は肋骨の間に張る筋肉で呼吸筋として働きます。外肋間筋と内肋間筋に分けられ、それぞれで作用が異なります。

外肋間筋は吸気時に、内肋間筋は呼気時に働きます。ただし、内肋間筋の前方線維は胸骨下方の挙上に作用するため、吸気時に作用します。

①外肋間筋の概要

外肋間筋(external intercostal)は1枚の大きな筋ではなく、各肋骨間をつなげる筋肉の総称です。各肋骨の肋骨下縁から起始し、ひとつ下の肋骨上縁に停止します。

そのため、収縮することで肋骨を挙上して胸郭を広げ、肺に息を吸い込む働きがあります。いわゆる胸式呼吸に関与しています。

1.前方から見た外肋間筋
外肋間筋|前面
 2.側方から見た外肋間筋
外肋間筋|側面
 3.後方から見た外肋間筋
外肋間筋|後面
支配神経 肋間神経
髄節 Th1-11
起始 上位肋骨の下縁
停止 下位肋骨の上縁
動作 吸気(肋骨を挙上)、胸式呼吸
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②内肋間筋の概要

内肋間筋(internal intercostal)は外肋間筋の裏側に位置し、筋線維の走行が反対になります。各肋骨の肋骨上縁から起始し、ひとつ上の肋骨下縁に停止します。

そのため、収縮することで肋骨を下制して胸郭を狭め、肺から息を吐き出す働きがあります。

通常は横隔膜の弛緩によって呼気はなされるため、内肋間筋などの筋収縮で強制的に呼気を行うことを努力性呼気と呼びます。

内肋間筋は前部・横部・後部の三つの部位に分けられ、前部のみは収縮することで胸郭を横に広げることになるため、吸気に作用します。

1.前方から見た内肋間筋
内肋間筋|前面
 2.側方から見た内肋間筋
内肋間筋|側面
 3.後方から見た内肋間筋
内肋間筋|後面
支配神経 肋間神経
髄節 Th1-11
起始 下位肋骨の上縁(内面)
停止 上位肋骨の下縁(内面)
動作 前部:努力性吸気(肋骨を挙上)
横部:努力性呼気(肋骨間を縮める)
後部:努力性呼気(肋骨間を縮める)
筋体積 2.0㎤
筋線維長 1.0㎝

③最内肋間筋の概要

最内肋間筋(innermost intercostal)は、内肋間筋の一部であり、肋間神経および肋間動脈よりも深いところにある部分を最内肋間筋と呼びます。

最内肋間筋
支配神経 肋間神経
髄節 Th1-11
起始 下位肋骨の上縁(内面)
停止 上位肋骨の下縁(内面)
動作 走行および動作は内肋間筋に同じ

呼吸に関する筋の収縮と呼吸運動

安静吸気 努力吸気 努力呼気
横隔膜
外肋間筋
内肋間筋前部
肋骨挙筋
上後鋸筋
胸鎖乳突筋
斜角筋群
大・小胸筋
僧帽筋
肩甲挙筋
脊柱起立筋
肋下筋
内肋間筋横・後部
腹筋群
腹横筋
胸横筋
下後鋸筋

ストレッチ方法

うつ伏せで腰を床につけたまま、床に両手をついて上体を起こし、前を向きます。
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筋力トレーニング

仰向けになって両膝を直角に曲げて立て、頭部に両手を添えて上体をひねりながら起こす。
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肋間筋の筋筋膜経線

肋間筋はLL(ラテラル・ライン)の筋膜経線上に位置する筋肉になります。

LLは姿勢の前後のバランスを取り、両側で左右のバランスを取ることにあります。また、体幹の側屈や回旋運動に対してブレーキの役割も担います。

アナトミートレイン|LL|ラテラル・ライン

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The Author

中尾 浩之

中尾 浩之

1986年生まれの長崎県出身及び在住。理学療法士でブロガー。現在はフリーランスとして活動しています。詳細はコチラ
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