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寝違えを治すための効果的な方法について

寝違えを即座に治すための効果的な方法をまとめてみました。目次は以下になります。

寝違えの概要

起床時に、右又は左後頭部の筋群に痛みが現れ、動きに激痛を伴うため、可動域が制限された状態を寝違えと呼びます。

原因として、不自然な睡眠姿勢、疲労、冷え、肩こり、外力による衝撃などが考えられ、頸部周囲に炎症が発生したり、神経が圧迫されることにより発生します。

多くの症状は一過性であり、一週間ほどで治癒します。

腋窩神経の原因説

寝違えは腋窩神経の圧迫が原因とされる説がありますが、支配筋は三角筋などの肩筋群が中心であり、頸部回旋に作用する斜角筋群は支配しません。

また、三角筋の麻痺によって上肢が挙上できなくなったり、感覚麻痺などが出現することはほとんどありませんので、可能性としては低いと考えられます。

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痛みを取り除くストレッチ

肩関節の伸展運動

  • すべての運動は頸部の疼痛側の上肢で実施します
  • 他動的に肩関節を伸展させていき、最終域で20秒間保持します

寝違えを治すストレッチ

結帯動作ストレッチ

  • 手の平で腰背部の中央部を軽く抑えます
  • その状態から肘を後方に引いて20秒間保持します

寝違えを治すストレッチ2

肩関節の屈曲運動

  • 肘関節を60°屈曲した状態で肩関節を90°まで屈曲します
  • その状態から肘を後方に引いて20秒間保持します

寝違えを治すストレッチ3

疼痛部位を冷やす(寒冷療法)

寝違えによる疼痛を緩和するには、患部を冷やすことが大切です。お勧めは、ダイソーで売られているソフトアイスマクラ(200円商品)です。

冷やしても柔らかい状態を保っているので、首に巻くようにして患部をしっかりと冷やすことができます。冷凍庫に入れて置けば、取り出してすぐ使えるのも嬉しいですね。

寝違えに対する寒冷療法/アイスマクラ

電気刺激を与えて痛みを緩和する

電極の配置部位は、疼痛部位または疼痛部位を挟むように設置します(以下の図の赤点又は青点あたり)。

ほとんどの場合は、患側の僧帽筋(内層に頭板状筋、肩甲挙筋など)上にあるトリガーポイントや圧痛点の中から選択することになります。痛みの状態をみながら、運動閾値下にて10-15分ほど実施します。

TENSの目的は、炎症の緩和、局所血液循環の改善、廃用性筋萎縮の予防にあります。

寝違えに対する電気刺激療法

マッサージの効能について

結論から書くと、寝違えに対するマッサージの効果は微妙です。強く圧迫するような方法はかえって痛みを悪化させてしまいます。

なので、実施したとしても軽擦法までで止めておくべきです。基本的には過伸張などによって組織が損傷している状態なので、アプローチとしては正しくありませんね。

固定して痛みが引くのを待つ

足部の捻挫なんかと同様にして考えたらわかりやすいのですが、痛みを伴いながら無理して動かしても治りは遅くなるばかりです。

痛みは危険信号ですので、そのシグナルを無視し続けると慢性化してしまう可能性もあります。基本的には時間の経過に伴って治癒しますので、ヘタなことをせずに待つというのも立派な治療法だと思いますよ。


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The Author

中尾 浩之

中尾 浩之

1986年生まれの長崎県出身及び在住。理学療法士でブロガー。現在はフリーランスとして活動しています。詳細はコチラ
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