スポンサードリンク

理学療法士が整体開業して1,000万円稼ぐなんて無理ゲー


サラリーマンのほとんどは、自力でお金を稼ぐことの難しさを知りません。とくに医療職は、事務員でもない限りは経営収支に疎いと思います。

保険があるからリハビリを受けているのであって、これが実費なら受けないという患者も多いはずです。

リハビリの単価は、平均して20分あたり1,500円くらいですが、それだけの価値があなたの治療にはあるでしょうか。今一度、よく考えてみてください。

スポンサードリンク

スペシャリストは会社の中でしか生きられない

もしも、自分の治療は1時間で5,000円以上の価値があると思った方は、会社をリストラされても整体院などを開いて生きていけるかもしれません。

それだけの技術を持っているということですからね。しかし、実際は病院という看板の信頼感や他職種の協力があってこそ提供できるものなので、技術があるだけで単純に独立して成功できるわけではありません。

理学療法士をやめて整体院を開業して、1年ぐらいで潰れてしまったなんて先輩方は山ほどいます。

知識は幅広く持っておく

自力で利益を生み出せる人間というのは、すべての知識を網羅している必要があります。集客方法や事務作業など、治療技術以外のことも習得していなくてはなりません。

会社がほしい人材というのは、利益を生み出せる人間です。そもそも、利益を生み出している人はリストラに遭うこともないですけどね…。

会社に依存せずに生きていける能力があれば、もうなにも怖いものはありません。ストレスフリーで仕事もできるようになります。これは本当に素晴らしいことです。

ただし整体師で1,000万円稼ぐなんてほぼ無理

よくフランチャイズの宣伝などで、整体師で独立して年商1,000万円なんて書かれてますが、どれだけ無理ゲーなのか書いていきます。

まず値段設定ですが、理学療法士の単価から考えて、60分で5,000円程度にしてみましょう。一日に7人みたとして、35,000円/日になります。

これだと、年間300日働いてやっと10,500,000円です。年商1,000万円超えです(年収ではないですよ)。

独立したら経費がきつい

実際には、ここから家賃や水道光熱費、広告費、機器のリース代、所得税などが絡んでくるので、これらを差し引いたら年収は600万円くらいになります。

でも、600万円なら十分ですよね。しかし実際は、毎日7名予約の満員御礼が300日フルで続くはずもありません。施術中の電話対応をする人もいません。

事業が軌道に乗るまでの運転資金だって必要です。いやー、無理ゲーですよ。

理学療法士で開業している治療院

ここからは、適当にググって見つけた理学療法士や作業療法士が運営している治療院を紹介していきたいと思います。これで料金の相場なんかもチェックしてみてください。

りはの樹

神戸市にある整体院で、基本料金は20分で約2,500円です。今まで参加した講習会や所属機関をこれでもかと書いてるあたりが自分を大きく見せようとしてていいですね。

今回、調査した中では良心的な価格帯だと思います。これなら試しに行ってみようかと思う人もいるかもしれませんね。

理学療法士の整体院開業

奥村健康院

こちらも神戸市にあり、院長が女性の治療院です。基本料金は50分で約5,000円です。経歴をごちゃごちゃ書いてないあたりは好感が持てますが、資格のところに「日本理学整体学会認定 理学整体師」と書いてます。うーん、これは一体なんでしょうかね。初耳です。

理学療法士の整体院開業2

理学療法士サロン(トリガー)

東京の赤坂にある治療院で、基本料金は90分で16,000円です。サイトはとても見やすいですし、好感度も高そうな感じです。しかし、値段が高いですね。

これが都会料金ってやつでしょうかね。定休日は不定休になっていますが、そこまでやってどれぐらい稼げているか聞いてみたいですね。

理学療法士の整体院開業3

STROKE LAB

東京の文京区にある治療院で、基本料金は60分で19,800円です。いやー、高いですね。今まで見た中で断トツで高いですよ。気持ちがいいぐらいですね。

ここの代表は経歴が凄くて、順天堂大学で10年勤めて、ボバース系の著書も多数執筆してます。ブログを読むと作業療法士なのに知識の深さにびびります。

作業療法士の整体院開業

簡単に独立できるとは考えない

最近では、治療院の起ち上げを煽るコンサルタントが結構いるようですが、そういう人たちに頼らないと独立できないぐらいならやめておいたほうがいいです。

自分だけで経営からすべて大丈夫だと思えるようになって、そこから独立した方がいいですよ。それに理学療法士協会なんかは、無保険での施術を推奨していませんので、あまり経歴をアピールするのも危険です。

独立については推奨派です。

ここまで独立することについての大変さを書いてきましたが、どちらかというと私は理学療法士の開業に賛成派です。

技術のあるPTやOTがメディアなんかで特集されていったら、私たちの評価はもっと上がると思いますし。素晴らしい技術を持っている人たちは、どんどん羽ばたいていってほしいです。

大切なのはリスクヘッジ

医療職は比較的にリストラが少ない業界ですが、それでも私は毎日のようにリストラにあったらどうするかを考えています。

なので、つねに現在の自分の市場価値を予測する癖が身についています。人材は商品です。どれだけ高く売るかが大切です。

自分を高く売るためには、価値を上げるほかにありません。リストラされても大丈夫なように、自分の価値を高める努力を続けることが大切です。詳しくは、ドラゴン桜の漫画家でもある三田先生のエンゼルバンクが参考になるのでお勧めですよ。


お勧めの記事はコチラ

スキルアップするための情報はコチラ

スポンサードリンク

勉強になる情報をお届けします!

The Author

中尾 浩之

中尾 浩之

1986年生まれの長崎県出身及び在住。理学療法士でブロガー。現在はフリーランスとして活動しています。詳細はコチラ
rehatora.net © 2016 Frontier Theme