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【随時更新】理学療法士や作業療法士が書いている一般書を紹介


最近は、理学療法士や作業療法士で一般向けの書籍を出されている方々も増えてきており、正しい知識を普及させる素晴らしい試みだと感じています。

一般書は専門書と比べたら値段も安価で読みやすいので、私も暇さえあったら読むようにして知識を蓄えています。

そんな理学療法士や作業療法士が著者である一般書の数々を、私の簡単なレビューを交えて紹介していきます。

首や腰をボキボキ鳴らすと早死にします

著者は理学療法士の石部伸之さんです。タイトルが少し大袈裟なのですが、本の内容は決して悪くなく、わりと理論立てて説明もしてくれています。

個人的には、ボキボキ鳴らしたところで早死にするなんてないと考えているので、そこは出版社の過剰表現としてスルーしておきます。

その他にも、もう一冊の著書があり、執筆に対して力を入れている療法士のひとりではないかと思います。

本気で治す! 腰痛~体幹を整え、ひざ痛も治す!~

著者は理学療法士の長岡隆志さんです。現在は整体院を運営しているようですが、その広告のために何冊か出版されています。

内容については、正直なところ質が低いです。その辺の整体師が書いている適当なストレッチ本と大差がありません。

椎間板ヘルニアなどに効果があるとも書かれていますが、根拠もまったくない方法ばかりで、同じ理学療法士として非常に残念で仕方がないです。

こちらも読みましたが、内容としてはひどいの一言です。こちらもストレッチをいくつか載せてはいますが、それだけで治るわけがないですよね。

名前でググったら、椎間板ヘルニアも脊柱管狭窄症も治せるといった内容で高額DVDを売りさばいているようです。

図解入門よくわかる股関節・骨盤の動きとしくみ

著者は理学療法士の國津秀治さんです。秀和システムの図解シリーズはとてもわかりやすいので、個人的にはお気に入りのシリーズです。

この本は一般向けから新人セラピスト向けに書かれていますので、あまり知識がない人でも簡単に読んでいけると思います。

臨床でも股関節痛に関しては悩ましいところがあったので、再学習の意味合いではいいかと思います。また、患者さんにも勧められる一冊です。

図解入門よくわかる首・肩関節の動きとしくみ

著者は理学療法士の永木和載さんです。株式会社プリミティブという会社を運営されていたり、大阪芸術大学で非常勤講師をされているそうです。

内容は系統立ててというよりは、コラム的な形で掲載されているので、専門職なら必要な部分だけを読んでもいいかもしれません。

私もそうなんですが、理学療法士は首とか肩に弱い傾向があるので、入門書レベルとして勉強するのにはわかりやすくて丁度いい内容かと思います。

図解入門よくわかる膝関節の動きとしくみ

著者は理学療法士の伊能良紀さんです。少し前は膝関節専門出張型ボディコンディショニングなるものをしていたようですが、現在はサイトも更新されていません。

本の内容はかなり詳しく書かれていますので、現役セラピストが読んでも読みごたえが非常にあります。

図解入門よくわかる筋肉・関節の動きとしくみ

著者は理学療法士の中村和志さんです。本書は一般向けに書かれている内容で、筋肉や関節の動きについて詳しく述べられています。

現役の理学療法士には物足りない内容かもしれませんが、これから免許の取得を目指していく学生には理解しやすくて良書だと思います。

図解入門 よくわかる便秘と腸の基本としくみ

著者は理学療法士の坂井正宙さんです。腸や内臓が得意という珍しいタイプの理学療法士であり、独特な視点から便秘と腸について書かれています。

腸内美人のヒケツ」というブログを運営されており、ブログを通してから出版に結びつけたという経緯があるようです。

腸内美人のヒケツ~整腸セラピスト坂井正宙の挑戦~

痛みはうつぶせで治しなさい

著者は理学療法士の舟波真一さんと山岸茂則さんです。ふたりは整体院を運営しているようで、その中でバイニーアプローチを施術しているそうです。

聞き慣れない言葉かと思いますが、そのバイニーアプローチについて書かれているのが本書になります。

正直な感想を書くと、理論的にはかなり破綻しており、間違った知識も結構書かれています。個人的にはあまりお勧めする気になれません。

股関節はもっともっと長持ちする

著者は理学療法士の松本正彦さんです。股関節の治療に人生を捧げた理学療法士で、股関節専門の整体院を運営されています。

ここまでに前述してきた長岡さんや舟波さん、山岸などの整体院を運営されている方々の著書とは質がまったく違い、こちらは非常に良書です。

整体師が書いた本というのはどれもそうですが、集客目的で過剰な表現(もはやデタラメなこと)を平気で書いていることが非常に多いです。

しかし、松本さんの著書は理学療法士として理論的に解説してくれていますし、とても信頼が持てる内容となっています。

姿勢の教科書

著者は理学療法士で首都大学東京の竹井仁教授です。私が理学療法士で最も尊敬している先生で、一般向けの著書も非常に素晴らしいです。

竹井教授は筋膜博士とも呼ばれており、とくに一般書で解説されている筋膜の内容については、非常にわかりやすく説明されています。

著書はすべて持っておいて損はない本ばかりですが、その中でもとくに「姿勢の教科書」はお勧めな一冊です。

一生元気でいたければ足指を広げなさい

著者は理学療法士の湯浅慶朗さんです。あまりコメントをする気にもなれないので、以下にレビューのひとつを掲載しておきます。

”本を開いた途端、根拠のない、治ったという事例ばかりで、どこからが本題だろうとページをめくりましたが、中身がないのでDVDを見ました。DVDは全く内容もなく、コマーシャルのオンパレードで、俗にいう【個人の感想であり効果効能を示すものではありません】の注付き事例ばかり。

私は趣味が読書なのでかなり読んでるほうだと思うんですが、一般向けの治療本の中にも「良本」と「クソ本」があります。

後者の特徴はページの半分ぐらいが「治った事例」「利用者の声」ばかりで、理論的なことはほとんど書かれていません。

また、私は基本的にアマゾンで購入するのですが、レビューを見る場合は★の数よりも、★5を付けた人がほかにどんなレビューをしているのかを見ます。

その本だけにしか評価を付けていない場合は、まず間違いなくサクラだと断言していいかと思います。そして、そういった本は非常に多いです。

おわりに

他にも理学療法士や作業療法士が書いている一般書は多数ありますので、読み次第に随時更新していこうと思います。

また、キンドルの普及によって個人で電子書籍を書かれている人も多いので、そちらにも今後はスポットを当てていきたいところです。


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The Author

中尾 浩之

中尾 浩之

1986年生まれの長崎県出身及び在住。理学療法士でブロガー。現在はフリーランスとして活動しています。詳細はコチラ
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