硬くなりやすい筋群と弱くなりやすい筋群(ヤンダの筋分類)

リハビリテーション医のヤンダ氏は、①脳卒中で麻痺しやすい筋、②脳性麻痺で痙性しやすい筋、③筋骨格系疾患で硬くなりやすい筋には一定の傾向があることを見つけました。

また、反対に弱りやすい筋肉についても一定の傾向があることがわかりました。

それをまとめたものが以下の表になります。

硬くなりやすい緊張性システムの筋群

弱くなりやすい相同性システムの筋群

上肢帯

後頭下筋群 中部・下部僧帽筋
大胸筋・小胸筋 菱形筋
上部僧帽筋 前鋸筋
肩甲挙筋 頸部深部屈筋群(最長筋、頭長筋)
胸鎖乳突筋 ※斜角筋
※斜角筋 上肢伸筋群
広背筋 回外筋
上肢屈筋群 顎二腹筋
回内筋
咀嚼筋

下肢帯

腰方形筋 腹直筋
胸腰椎脊柱起立筋 腹横筋
梨状筋 大殿筋
腸腰筋 中殿筋
大腿直筋 小殿筋
腸脛靭帯 内側広筋、外側広筋
ハムストリングス 前脛骨筋
短内転筋 腓腹筋
下腿三頭筋(特にヒラメ筋)
後脛骨筋

斜角筋に関しては、硬くなりやすく、弱くもなりやすい、異常をきたしやすい筋肉であることが報告されています。

この傾向さえ覚えておいたら、治療でも問題を起こしている筋肉を見つけやすくなるので、頭に入れておいて損はありませんよ。


vc

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中尾 浩之

中尾 浩之

1986年生まれの長崎県出身及び在住。理学療法士でブロガー。現在は整形外科クリニックで働いています。詳細はコチラ
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