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超音波検査の読解(骨,靭帯,筋肉,血管,神経)


現在、接骨院の三割が導入している超音波画像診断検査ですが、今後の普及によっては療法士も読解できるようになることが必要かと思われます。

そんな私も臨床ではまったく見たことすらないので、今回は勉強がてらにまとめていきます。参考書は、「運動療法の「なぜ?」がわかる超音波解剖 」を使用しています。

超音波検査とは

超音波画像診断装置を用いて、送受信機(ブローブ)からパルス波を送信し、反射して戻ってくるエコー波を受診することで、組織の断層画像を表示する検査になります。

そのメリットとして、X線写真やMRIと比較して無侵襲かつ簡易的に行うことができ、なによりも筋や腱の動きが観察できることにあります。

組織別の特徴について

超音波画像の読解では、白く映る「高エコー領域」と黒く映る「低エコー領域」、全く映っていない「無エコー領域」に鑑別しながら見ていく必要があります。

部位 エコー像 形状 備考
線状 音響陰影を伴う
軟骨 低、無 均質 軟骨下骨の上部に位置する低エコー領域
軟骨下骨 線状 骨よりも高エコー像
均質 筋よりも高エコー像
関節包 線状 骨と筋の間に位置する平滑な部分
滑液包 抽出できない場合が多い
線束 筋線維の特徴を反映した形状をとる
筋膜 線状 筋の上部に位置する滑らかな部分
末梢神経 線束 連続する高エコーと低エコーの線の束
血管 線状 動脈は拍動が観察できる

※血管はカラードップラー法を用いることで血流をカラーで表示できる。

超音波画像の見方

超音波画像のみを見ただけでは、はっきり言って読解することは不可能です。

ブローブをあてた位置と皮下になにがあるかを頭に入れておかないことには、読解していくことはできません。

以下に画像を掲載していますが、これはあくまで組織別の特徴を頭に入れるための画像なので、意味がわからないと苦手意識を持たないことが大切です。

なお、使用する画像については、上述した参考書の画像を引用させていただいています。

骨組織

超音波画像検査|骨|腱

靭帯・関節包

超音波画像検査|靭帯|関節包

筋組織

超音波画像検査|筋肉|筋膜|ヒラメ筋

末梢神経

超音波画像検査|神経

血管

超音波画像検査|血管2

※カラードップラー法を使用した場合

超音波検査のこれから

今後は技術の発達に伴い、超音波画像の精度もより向上してくることは間違いありません。そうなると、我々が装置を用いて状態を確認する機会も増えるかと思います。

そのような場面になったときに四苦八苦しないように、今のうちから勉強がてらに覚えておくのもいいのではないでしょうか。

今回、参考にした工藤慎太郎さんの「運動療法のなぜシリーズ」は非常に読みやすく、Webで動画確認することもできますので、勉強するならお勧めの一冊ですよ!


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The Author

中尾 浩之

中尾 浩之

1986年生まれの長崎県出身及び在住。理学療法士でブロガー。現在はフリーランスとして活動しています。詳細はコチラ
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