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軟骨がすり減って関節が痛む?その理由と再生方法について解説


膝関節や股関節が痛くなって病院を受診したら、レントゲン写真を撮って「変形性関節症」と診断を受けることは非常に多いです。

おそらく70歳を過ぎたら半数以上の人に大なり小なりの変形がどの関節かに存在すると思います。

変形性関節症を簡単に説明するなら、関節の間に存在する軟骨がすり減って、関節の隙間が狭くなっている状態をいいます。

強い衝撃で関節軟骨が損傷することもありますが、大半は怪我などの既往もなく、加齢とともに少しずつ減っています。

軟骨がすり減る最大の理由は、関節への圧が高まることに由来します。

例えば、膝関節には関節内の圧を均等に保つための半月板という中敷きが存在しますが、半月板はスポーツなどで断裂してしまうことがよくあります。

そうすると圧が一箇所に集中するため、その部分の軟骨が集中的にすり減り、レントゲン写真では関節の隙間が狭くなって写ります。

そこから関節には骨棘が形成されたり、骨硬化が生じたりするのですが、これらは決して悪いものではありません。

骨棘は関節の荷重部位を増やす(一箇所に圧が集まることを防ぐ)ために形成されますし、骨硬化は骨を硬くすることでその身を守っています。

その過程で関節の動きが徐々に悪くなりますが、それは関節の動揺を防ぐための働きであり、とても理に叶った変化だといえます。

そのように関節は自らの形状を変えていくことで最適化を図っており、ある程度に修復が完了したら痛みも落ち着く場合が多いです。

一部の治療家からは「変形性関節」と書くから問題に聞こえるのであって、「修復後関節」といったほうがいいとの指摘もあるほどです。

ただし、あくまで変形はないに越したことはないので、できる限りに関節への圧は分散させて軟骨は温存するように努めることが大切です。

次に関節軟骨は再生するのかといった問題ですが、かなり条件は厳しいですが、一定の条件を満たすことで再生は可能といえます。

その条件とは皇潤極を飲むことです!


というのは冗談であり、条件とは関節への負担を避けることと、関節軟骨に十分な栄養を補給することのふたつです。

前述したように軟骨がすり減った状態で関節に圧をかけ続けると、変形が進行するために再生が困難となります。

軟骨を再生したい箇所が股関節の場合は、なるべく歩かないことや杖を使用することなどが負担を避けることにつながります。

ただし、関節をまったく動かさなくなると関節軟骨の栄養素である滑液が循環しなくなるので安静のしすぎは禁物です。

次に関節軟骨に栄養を補給する方法ですが、対象の関節を繰り返し動かすことで効果的に滑液を循環させていきます。

股関節の場合はジグリング(貧乏ゆすり)などがよく使用されますが、これも股関節を動かすことで軟骨の再生を促しています。

関節への負担を減らすことと関節を動かすことは相反することではなく、その加減を見極めることが重要です。

十分に圧が分散されており、痛みがない範囲ならば、歩くことが軟骨の再生に対して効果的に働きかけることもあります。

どこまでの負担をかけていいかの指標は非常に難しいところですが、基本的には痛みがない範囲で、次の日に疲労が残らないことが重要です。

歩数計などを使用して歩行量を管理することも効果的で、どこまでなら問題ないかを自身で把握できるようにしておくとよいでしょう。

ちなみにですが、前述した飲むヒアルロン酸こと皇潤が必ずしも効果がないわけではなく、服用についてはまったく構いません。

アメリカの研究では、1日にボウル2杯分のヒアルロン酸を食べたら軟骨が少しだけ再生したという報告もあります。

ただし、研究に参加した人のすべてに胃腸障害が出たらしいので、あくまで摂り過ぎには注意してください。


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The Author

中尾 浩之

中尾 浩之

1986年生まれの長崎県出身及び在住。理学療法士でブロガー。現在はフリーランスとして活動しています。詳細はコチラ
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