理学療法士のブログなんかを見てると、プロメテウス解剖学アトラスが必ずオススメ本として紹介されています。
もちろん私も持っていますし、とても素晴らしい本だと思いますが、今後は過去の遺物として確実に売れなくなっていくはずです。
なぜかというと、3D人体アトラスの精度が非常に高く、そういったアプリを使うほうが立体的に構造を理解できるからです。
とくにヒューマン・アナトミー・アトラスは他の人体アプリとは一線を画すほどのクオリティであり、医療従事者なら絶対に入れておきたいところです。
値段も3,000円とリーズナブルであり、プロメテウスに13,000円も払うなんて馬鹿らしくなってくるほどです。
私はこれまでにブログを通して、これからはセミナーに行かなくてもネットで良質な情報はいくらでも手に入るようになると言ってきました。
実際に現状がどうなったかというと、療法士ブロガーが急激に増えて、環境が整ってきたことは間違いありません。
それでもやはり充実しているとは言い難く、これからもネットだけで完結するのは難しいかもしれません。
そこでどのようにして知識を効率的に増やしていくかが鍵になりますが、セミナーはやはりコスパが悪いと言わざるを得ません。
私が実践しているのはアマゾンでとにかく本を買いまくることで、少しでも安く抑えるために中古本を購入しています。
専門書は値段が高くて多くは買えませんので、一回読んだら売ってしまい、次を購入するといったサイクルを繰り返しています。
ブログレベルではやはり専門書のように詳しくまとめることは難しいので、良質な情報を効率よく取得するには読書が最適だと言えます。
また、先ほど紹介したアプリのように素晴らしいツールが今後も増えていくはずなので、それらを効果的に取り入れることが必要です。
限られた時間の中で、どれだけ効率的に知識を詰め込むことができ、それを臨床に生かせるかでセラピストの成長は決まります。
そのことを意識しながら実践し続けることが、おそらく最速最短で一流の療法士に近づけるコツではないかと思います。