報告ですが、二冊目の書籍を発売することが決まったので、その過程について少し書こうと思います。
最初に出版社から連絡が来たのが去年の11月で、簡潔に書くと、「Amazonで出している電子書籍を当社で出版しませんか?」という内容でした。
去年の3月に電子書籍をリリースしたのですが、それが結果的に出版社の担当者の目に止まったというわけです。
これはまったく予想していなかったことなので少し悩んだ部分もあるのですが、より多くの人の目に触れる機会にもなるので快諾することにしました。
そこから11月末に社内企画会議があり、そこで無事に採用となったことで書籍化が進んでいくことになりました。
当初の予定では脱稿が2022年3月末、発刊が2022年9月初旬でした。
脱稿というのは原稿を書き終えるまでをいい、そこから校正(不備を正すこと)を2回ほど行い、その後に発刊となります。
今回のケースでは、原稿がほぼ完成している状態での依頼でしたので、加筆修正のみで1月初旬には脱稿することができました。
そこから2ヶ月後の3月初旬に校正刷り(デザインまでほぼ決定した状態の原稿)が届き、校正作業に入ることになりました。
校正では、①参考文献や引用書籍のコピー(許諾取りに利用)、②空きスペースに挿入する文章や画像の追加、③索引の決定、④言語の統一化を中心に行いました。
ここまでが3月下旬までの作業であり、おそらく最終校正刷りが4月中に届き、5月上旬までに完成させて、6月に発刊となる予定です。
脱稿がかなり早かったので、当初の予定よりも3ヶ月ほど前倒しになったのは非常に良かったと感じています。(モチベーションを保つのが地味にきつい…)
一冊目を出版したのが5年以上前であり、その際はもう二度と書かないと心に決めたほど大変だったのですが、ご縁にて再度出すことができました。
今回は医療専門の出版社ということもあり、前回よりもかなり信頼性などに重点を置いた校正だったように感じています。
その甲斐もあって、いい仕上がりになったので無事に発刊することができたら、ぜひ手にとって読んでみてください!