理学療法士が収入をアップさせる方法は、①昇給、②転職、③副業、④投資の4つに大きく分けられます。
ここでは、それぞれのメリットやデメリットを挙げながら、私が実践してきた経験談を書かせてもらいます。
①昇給で収入アップ
理学療法士だと昇給は年に数千円ほどですが、最近は昇給がなくなっている職場もかなり増えてきたように感じます。
そんな厳しい状況に置かれている私達ですが、定期の昇給以外にも給料を増やす方法は存在しています。
それは業務の拡大であり、例えば、通所リハビリテーションを開設するなどして売り上げを伸ばすことなどが挙げられます。
私はこれまでに通所リハの新規開設を2回ほど経験しましたが、そのときには介護部門手当という名目で昇給していただきました。
その他にも職場に貢献できるようにと、ホームページの作成やファイルメーカーによるシステムの構築なども積極的に行ってきました。
そういったリハビリ業務とは別の仕事をしてきたことで評価が上がり、ボーナスのときにプラスされたこともあります。
ただし、このような努力が報われるかは完全に職場次第なので、そういった活動を評価してもらえない環境なら難しいでしょう。
②転職で収入アップ
私はこれまでに5度の転職を経験しましたが、給料が上がることもあれば、下がることもありました。
そのため、収入を上げたいと考えている皆さんに言いたいのは、転職活動は必ず働きながらやってください。
私は現在の職場に就職する前は仕事を辞めてから探しましたが、おそらく8つぐらいは不合格となりました。
条件が良さそうなところを中心に応募しましたが、良さそうなところには山ほど応募が来るので、なにも実績がないなら相当に厳しいです。
そのため、今の職場がよっぽど劣悪ではないのなら、絶対に働きながら次を探したほうがいいです。
転職先を探すときは基本的にハローワークか転職サイトを活用しますが、働きながらだとハローワークから応募はできません。
そのため、結局は転職サイトを活用することになるのですが、田舎だとほとんど求人がないといったデメリットもあります。
都会(関東・関西・東海地方)だとマイナビコメディカルの求人が充実しているので、そちらに登録してから良さそうな求人を探してください。
③副業で収入アップ
最後の副業についてですが、私の場合はサイト運営や出版、セミナー、YouTubeなどを中心に副収入を得ています。
私はブログを書き続けたことで現在までに2冊の本を出版できました。
ちなみに2冊目のほうは元々がkindle(Amazon)で電子書籍として個人出版したものが出版社の目に止まって書籍化されました、
そのため、必ずしも書籍化しなくても『kindle』や『note』などを利用して販売することで収入を得ることも可能です。
その場合はSNSなどで知名度を上げておくと売れやすいので、発信力を高めていくことが必要となります。
本を出版するだけの知識が身についたら、セミナーの開催や雑誌の寄稿などにもつなげていくことができるので、マネタイズの幅も拡がります。
最後にYouTubeですが、自分は趣味の『ゲーム』のチャンネルを運営しており、約7ヶ月で収益化の条件(登録者1000人)を達成しました。
元々は本業に相乗効果がありそうな『動画制作』を学びたくて始めましたが、こちらはかなり大変でした。。
④資産運用で収入アップ
投資とか書くと怪しまれそうなのでサクッと書きますが、NISA枠を利用して全世界株に毎月の積み立てをするだけでいいです。
もう少しだけ書くと、中田敦彦のYouTube大学や両学長のリベラルアーツ大学などの動画をみて勉強するとわかりやすいかと思います。
ここ数年は円安や株高の影響で、そちらのほうが副収入のメインになってしまっています。
投資はリスクがつきものなので、どうやったら最小限のリスクで勝つことができるかというのはぜひご自身で勉強してみてください。
おそらく勉強していくと、最終的に『NISA枠を利用して全世界株に毎月積立』の一択になるので、是非その答えを目指してください。
最後に
ここでは自分の経験をもとにザッと書かせてもらいましたが、どの方法があなたに合うかはあなたにしかわかりません。
どの方法でも収入を上げようと考えると、それなりに努力が必要ですし、面倒なことも多いかもしれません。
それでもどこかを変えない限りは何も変わりませんので、まずはできそうなところから取り組んでみてください。