通所リハビリテーション計画書は監査でここを見られる!

本日、私が勤めている介護老人保健施設に監査がきて、通所リハビリテーション計画書について以下のように指導を受けたので報告します。

受けたポイントは、計画書の裏面(私は二枚を裏表にしてます)の具体的支援内容の部分です。下図の赤線に囲んだところになります。

通所計画書

何を目的に(~のために)~をするという形式ですので、【目的】立ち上がりの失敗を解消するために、【何をする】下肢の筋力強化を図るという具合に私は書いてました。

すると監査員から、もっと具体的に、たとえば「平行棒内○往復を○セット○分で実施する」というように細かく書くように指導されました。

この部分はカルテの記録部分ともリンクするようにし、その日はどれだけ出来たか、どのような状態だったかまで明記するようにとのことでした。

運動メニューは結構変わったりするので、計画書に運動内容をそこまで細かく書くとは思ってませんでした。なので、今後は細かく書くことが必要みたいです。

一発返戻となった病院の話を聞けたのですが、そこは計画書を1枚だけ作成して、3ヶ月に一回その計画書を見直す会議をしていたらしいです(作り替えはない)。

しかもその会議についての書類も作成してなかったとのことです。おそらくそんな適当なところは、会議自体をやってないんでしょうけどね。

さすがにその例はひどすぎますが、そういったところも実際にあるということですね。

監査で主にチェックされるポイントは、内容よりも日付です(今回は内容を指摘されましたが)。

3ヶ月に一回は作り直していることは最低限として、作成日よりも説明日が前になっているかとか(同じでも構いません)、そういったところです。

今回は、私の勤務先がはじめての監査ということでチェックが緩く、あまり細かいところまで指摘されませんでした。

なので、有意義な報告はほとんどありませんが、また別の施設などの監査情報を仕入れたら随時に共有していきたいと思います。


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The Author

中尾 浩之

中尾 浩之

1986年生まれの長崎県出身及び在住。理学療法士でブロガー。現在は整形外科クリニックで働いています。詳細はコチラ
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