成功者は食事へのこだわりを持つ
成功者と呼ばれている人たちは、人一倍に食事へのこだわりを持っています。
朝から肉を食べて精力をつける経営者がいれば、脳を全開で働かせるために昼飯はほとんど取らない人もいます。
断食することにより解毒効果が期待できると提言する医者がいれば、おいしいと感じるモノを食べる方が脳や体にとってよいと提唱している脳科学者がいます。
どれが正しいということではありませんが、それぞれにこだわりを持って実践している人たちがいるもんです。
食事に時間をかけないという信念
私が信念を持って実践していることは、食事に時間をかけないことです。一人暮らしをしていたら、仕事から帰ってきたあとに料理をしなければならず、残業して帰ってきたあとに料理をするというのは結構な体力を消耗することになります。
料理を作った後は皿やフライパンを洗わなければなりませんし、そんなことをしているとあっという間に寝る時間になってしまいます。勉強する時間なんて作れませんよね。
とにかく空き時間を作ること
私は仕事をしながら作家を目指していた時期があり、とにかく時間を確保する必要がありました。
ただでさえ遣える時間が限られている中で、料理をする時間は私にとって相当な無駄であると考えていました。
そこで、メインの食事はレンジでチンするご飯やレトルトカレー、魚の缶詰、それに栄養を考慮しての野菜ジュースが中心となりました。
週に最低でも二回は生野菜を摂取するため、外食をするように心がけていました。そんな生活をするようになってからは、時間に余裕を持つことができるようになり、週に3,4冊は本が読めるようになりました。
インスタントラーメンは食べない
時間を作ることが大切であると書きましたが、毎日インスタントラーメンを食べるような生活はしてはいけません。
即席麺はほとんど栄養がないため、毎日食べていたら確実に健康を損ねてしまいます。健康なくして仕事もできませんからね。
それに比べて、缶詰やレトルトカレーは作ったばかりの料理を密封しており、保存料などは使用されておらず、栄養価も高いものが多いです。
不足しがちな野菜はジュースで摂取し、他に足らない栄養素があったらサプリメントで補充するようにしていました。
どんなに金があってもカップラーメンですませる人もいる
カリスマ投資家のB.N.Fさんは、午後からの投資で頭の回転が鈍らないように、昼飯はカップラーメン程度ですませてしまうとテレビで言われていました。
この人にとっては、時間をかけないことと頭の回転を鈍らせないことが食事のポリシーなのだと思います。
食事の時間というのは基本的には消費活動ですので、なにも生み出しません。成功者のほとんどは、生産的な活動に尽力していますので、あまり消費に対して時間をかけないのかもしれませんね。
できる男は超小食らしい
船瀬俊介さんの「できる男は超小食」という本が10万部のベストセラーとなっていますが、おそらくは頭の回転を鈍らせないということなんだと思います。猿の実験でも、毎日満腹まで食事を与えた猿と、常に空腹感を与えた猿では、高齢になってから後者の方が若々しく活力に満ちていたというデータがあるぐらいですからね。ハングリー精神という言葉があるように、飢えって実は大切なことなんですね。
食事に対してのポリシーを持つ
私の食事に対するこだわりは「時間」でしたが、別にこだわる内容は何でもいいと思っています。ひとつの信念のようなものを持つことで、あなただけのスタイルというものが確立していきます。
それがあることにより、あなたというコンテンツができて、ビジネスを展開することだって可能となります。そういった意味でも、こだわりってなにかと便利なんですよ。
ラーメンのことならアイツがよく知ってると広まったら、ラーメンについて聞かれる機会も増えていき、交友関係なんかも広がったりします。
是非とも、あなたも食事に対してなにかポリシーを持ってみてください。