目標設定等支援・管理シートについて
平成28年度の改定より、「目標設定等支援・管理料」という項目が新設されました。
それに伴い、要介護被保険者に対しては3月に1回、患者の予後についての説明を行い、介護保険でのリハビリに移行するように促す必要が出てきました。
促した証拠として、医者と共同して「目標設定等支援・管理シート」を作成し、カルテに挟むようにし、さらに説明時の状況もカルテに記載する必要があります。
算定要件などの詳細については、「維持期リハの減額と目標設定等支援・管理料」という記事で詳しく解説していますので、そちらをご参照ください。
目標設定等支援・管理シートの様式
目標設定等支援・管理シート(エクセル版)では、簡単な記入例(記入場所)をつけたシートも付属しておりますので、そちらを参考にされてください。
また、なにか不備などがございましたら、プロフィールの連絡先よりご連絡していただけると幸いです。すぐに修正して再度アップいたします。
エクセルファイルはコチラからダウンロードすることができます。
目標設定等支援・管理シート(画像)
記載上の注意点
- 本シートの交付、説明は、リハビリテーション実施計画書又はリハビリテーション総合実施計画書の交付、説明と一体として行って差し支えない。
- 「今後の見通し」について、必要な場合は、「今後のリハビリテーションが順調に進んだ場合」等の前提をおき、場合分けごとに記載してもよい。
- 「現在のリハビリテーションの目標」は、医師及びその他の従事者が記載した後、本シートの説明を通じて患者又は家族等と面談し、患者の価値観等を踏まえてよりよい目標設定ができると考えた場合は、赤字で追加、修正する等してよい。