Amazonでリハビリ関連のベストセラー商品

医療用って何でもそうですが、普通で買うよりも3倍以上しますよね。リハビリ用具なんて医療カタログから選んで買う必要なんて全くないですし、Amazonやダイソーなんかで買う方が絶対にお得です。ここでは、Amazonでベストセラーとなっているリハビリ用具を中心に紹介していきたいと思います。

Amazonでリハビリ関連のベストセラー商品

バランスボール

リハビリの現場でも多用されているバランスボールですが、Amazonだと65㎝のサイズが1,300円ぐらいで買えます。残念ながら、100円均一では35㎝までしか置いていないので、大きいサイズのバランスボールはAmazonが最安値で購入できます。

バランスディスク

バランスディスクも臨床でよく使用される道具のひとつですが、Amazonでは1,300円という破格で購入することができます。私も実際に購入して使用していますが、医療用と比較しても遜色はほとんどありません。

ストレッチポール

最近はピラティスがブームとなっており、それに伴ってストレッチポールも普及してきました。ストレッチポールは長さが「90㎝」と「98㎝」の2種類が主にあるのですが、買うなら絶対に98㎝がお勧めです。90㎝では、成人男性には短いので注意してください。

 ダンベル

ダンベルを買うなら絶対に重さが調節できるタイプがお勧めです。重さごとに揃えていたらキリがありませんからね。男性だと片手で10㎏ではすぐに物足りなくなりますので、20㎏まで拡張できるタイプを選んでおくと間違いありません。値段は1万円以上しますが、これでもかなり安い方です。壊れることはほぼありませんので、しっかりした商品を買った方がいいですね。

リストウエイト

足首の運動や手でダンベルを持てない方には、手首などに巻くタイプの重りが必要になります。リストウエイトはほとんどのリハビリ室に置いてあるとは思いますが、やはり医療カタログに載っているのは高いですよね。Amazonだと、その半額程度の値段で手に入ります。紹介しているTotalFitnessの製品は、ポリウレタン生地で汚れに強く、耐久性にも優れています。また、重りに鉄玉を採用しており、コンパクトでフィット感がある商品です。

懸垂マシン

ぶら下がり健康法なんてものが一時期に流行りましたが、リハビリの現場では側弯症や腰痛などに対して、現在でも実施している効果的な運動のひとつです。また、懸垂運動は上半身の筋肉を短時間で効果的に追い込むことができますので、筋力強化トレーニングとしても有用な機器になります。ただし、かなりの幅をとりますので、購入する前に必ず設置場所を確保するようにお願い致します。

マッサージベッド

ここで紹介する「タンスのゲン」のマッサージベッドは本当に素晴らしい商品です!高さは11段階に調整できますし、折りたたんで持ち運ぶこともできますし、組み立てはたったの1分で出来ます。しかも、それで10,000円といった破格です。出張マッサージでも使えるので、抜群のコストパフォーマンスだと思います。

外反母趾パッド

外反母趾パッドも多くの商品があるのですが、親指ジェルパッド(2個入)がベストセラー商品となっています。このタイプは小さいので上からストッキングなどを履くこともでき、ジェルタイプなので水洗いできて清潔です。値段もお手頃ですので、外反母趾でお悩みの方には、まずはこの商品を勧めるようにしています。

血圧計

私は患者の血圧を随時計測したい人間なのですが、共同で使っている場合はそういう訳にもいきません。なので、手首につけてリハビリができる簡易血圧計は個人的に持っておきたい商品のひとつでもあります。この商品は値段が3,000円以下と激安にも関わらず、脈の乱れが検知できる機能まで付いています。難点を挙げるなら、手首式の血圧計は計測毎に誤差が生じやすいところです。なので、あくまで目安として使用し、異常が検出された場合は水銀血圧計で計測し直すようにお願い致します。

La・VIE(ラ・ヴィ) 内股deDiet

この商品は、座った状態で股に挟んで閉じることにより内転筋を強化(美脚と美尻)、両手で押し潰すことで大胸筋を強化(魅惑の美胸)する器具です。ベストセラー商品ですので掲載していますが、個人的には100円均一に置いてあるゴムボール(30㎝程度)を使用する方がいいかと思います。微妙ですね。

歩数計

以前に勤めていた病院では、全ての入院患者に歩数計をつけていただき、徹底的に活動量を管理しながらリハビリを実施していました。指標としては、2,000歩/日以上で自宅内生活が可能、5,000歩/日以上で屋内生活は問題なし、8,000歩/日以上で屋外生活に支障ないレベルとしていました。紹介している歩数計はポケットに入れたり、首から掛けておくだけでカウントされますので、以前のように靴から取れたりする心配がないので便利です。

サポーター

Amazonでは、バンテリンのサポーターが断トツで人気です。その中でもベストセラー商品は「膝サポーター」になります。特徴としては、U字型テーピング構造で膝の皿を持ち上げるように支え、膝伸展のサポート効果があります。また、スリットニット構造及びアンカー構造にてズレやムレを軽減します。

一本杖(T杖)

杖は数多くありますが、ベストセラーはドイツのオッセンベルグ社製のステッキです。この会社は、機能性と品質の高さが世界で認められており、各国で愛用されています。壁に斜めに立てかけても倒れにくい特殊グリップを装着しており、高さも調節できる杖です。値段も決して高くありませんので、リハビリ室に置いておくことをお勧めします。安さを追求するなら、ダイソーに100円の杖が売ってありますので、そちらを購入してください。

四点杖

四点杖は重心が低く安定しているため、T杖では不安定な方に使用されます。しかし、床がデコボコしている場所などでは逆に不安定となりますので注意してください。T杖と共に、リハビリ室に一本は置いておきたい杖です。値段もお手頃です。

アイスバッグポケット

アイスバッグポケットは専用のアイスバッグをはめ込むことができるストラップ構造となっており、患部にフィットしますので的確な冷却が行えます。また、装着や圧迫力の調節も簡単ですので、時間をとられることもありません。Amazonの中でもお勧め商品のひとつです。

聴診器

聴診器はリットマンが抜群にいいのですが、価格が高いところが難点でもあります。ベストセラー商品のフォーカルの聴診器は、リットマンと比較すると聞き取りにくいのは否めません。しかし、心音や肺雑、グル音などは不便なく聴取できます。それでこの価格ですので、練習用としては一本ぐらい持っておいて損はないと思います。ちなみに、Amazonだとリットマンもかなり安く買えますのでお勧めです。

パルスオキシメーター

高価なパルスオキシメーターですが、最近は1万円を切る商品も登場しており、これを機会に1台持っておきたいところです。共有しているとどうしても気軽に計れませんし、自分だけで占拠するワケにもいきませんからね。個人で買うなら、せめて5,000円を切ってほしいところです。

電子体温計

テルモの体温計はとにかく売れに売れまくってますね。その理由は、なんといっても計測の早さにあります。計測の平均時間はなんと20秒であり、しかも正確な数値が出ます。これは、多数の体温上昇データを独自のアルゴリズムで解析しているからこそ実現できる早さです。これで検温時間を大幅に短縮することも可能ですね。

マッサージ器

この商品は、肩などに乗せてスイッチを押すことで筋肉を揉みほぐしてくれます。対象部位は、首、肩、背中、腰になります。他の商品と比較して、かなり強い圧で揉んでくれるので、つらい肩こりや緊張型頭痛などにお勧めです。片頭痛に使用すると状態を悪化させてしまうので注意が必要です。

ハンディマッサージャー

医療機器としても承認されているマッサージ器で、有線のため振動がとても強力です。マッサージの手技で振動法がありますが、徒手では施術者の負担が大きすぎてあまり使用されません。それを補うために生まれたのがハンディマッサージャーになります。振動法は筋肉の緊張を効果的に落とすことができ、片麻痺の尖足(下腿三頭筋の過緊張)の抑制にも使用が推奨されています。

スリムローラー

ホイールの直径が15㎝と小さく、他社の製品よりも運動負荷が高い商品になります。ベストセラー商品だけあって、安価なのに耐久性は高く、不要な雑音もほとんどありません。腹筋や背筋、腕などを短時間で効果的に鍛えることができます。

ローラーリストボール

あまり見たこともないトレーニング用品だと思いますが、これがまた凄いんです。ヒモを回転球の溝に沿って巻き、そのヒモを引くと球が回転していきます。回転に同調するように握ったまま手首をローリングさせると回転する遠心力が増していき、前腕から手指の筋肉を中心に鍛えることができます。やっていて楽しいです。

ストレッチャー

傾斜台って医療用だと平気で1万円とかするので、気軽に買えるものではないです。Amazonでも大手が出している製品は6,000円以上するので、結局は厚めの雑誌なんかを使ってストレッチしているところが結構あるんではないでしょうか。しかし、イモタニの「HH-700」は2,000円以下で買うことができ、高さも四段階に調節できる優れものです。さらに、足ツボまで付いているので健康になれますよ!(足ツボは正直いらないですけど笑)

プッシュアップバー

プッシュアップバーは多くの種類が販売されていますが、その中でもベストセラーとなっているのが「STT-020」です。この商品は、軽くて丈夫なポリプロピレン製で、体重制限は90kg以下となっています。人気の理由は「14㎝」という高さにあります。他の製品よりも高めに設定されており、腕立て伏せでは深く上体を沈めることができ、より効果的に負荷を与えることができます。それでも負荷が足りない場合は、足を台に乗せるとさらにキツくなります。

メディシンボール

ボクサーなどが打たれ強い腹筋を作るために、上から腹部に落とすために使用するメディシンボールです。リハビリではさすがに患者の腹部に落とすようなことはありませんが、腹筋エクササイズの補助などに使用できます。また、ゴルフなどのスイング練習にも推奨されています。

Amazonで買う必要がない商品について

Amazonは全ての商品がロープライスですが、さらに安くでリハビリ用具が買える場所があります。それが「ダイソー」です。ゴムチューブやゴムボール(38㎝まで)、ハンドグリップなんかは絶対にダイソーで買った方がお買い得です。また、ニトリも最近は健康関連の商品を出しており、Amazonより安かったりしますのでお勧めですよ。


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The Author

中尾 浩之

中尾 浩之

1986年生まれの長崎県出身及び在住。理学療法士でブロガー。現在は整形外科クリニックで働いています。詳細はコチラ
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