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PT/OT/STが資格統合する可能性について


今月号の作業療法士協会の協会誌にて、県士会の理事からPTOTSTの資格統合の可能性について質問があったらしく、それについて会長が回答しています。

詳細については、「理学・作業療法・言語聴覚士の資格統合の噂と個人的見解」という記事がよくまとまっているのでそちらをご参照ください。

ここでは簡潔にまとめて、私見を中心に書いていきますが、まず会長がおっしゃるにはそれはまだ風評レベルの話であり、そのような話は一切ないとのことです。

なぜそのような噂が流れたかというと、ひとつにリハビリ職の一部の教育カリキュラムが他職種と統合するといった事情があります。

そこから拡大解釈されていき、いずれは統合される可能性だってあるのではないかという話になったんだと思います。(詳細はコチラの記事へ

しかし、これはあくまで他職種の資格を取得しやすくするための基礎部分の統一化であり、それで統合というのは発想力が豊かすぎます。

噂が流れたもうひとつの理由に、実際に政府が介護福祉士や保育士、准看護師などの資格統合を行いたいといった流れがあります。

こちらは実際に厚生労働省を中心に動いていますし、将来的にはそういった流れにシフトすることになります。(詳細はコチラの記事へ

しかしこの統合資格はあくまで基礎レベルの資格になるので、それが専門レベルの資格(理学療法士や作業療法士)と統合されることはまずありえないでしょう。

ただ、この基礎レベルの資格を持つことで二年次編入が認められるようになり、そこから理学療法士などの専門資格を取得しやすくなることは十分に考えられます。

この流れ自体はとても好感が持てるもので、実際に介護福祉士を取得しても待遇が悪いということで、また別の資格を取得する若者が多いからです。

そのときに少しでも負担が減り、選択肢が拡がるというのはいいことだと思います。

先ほどの統合資格にもう少し言及すると、別の資格を取りやすくなるといったメリットがあるのと同時に、介護に携わる資格者を増やしたいといった意図があります。

政府は介護の質の向上を掲げていますが、実際に介護福祉士だけで介護を行うことはもう現実的に不可能という結論に至りました。

そのため、質を上げるのに手っ取り早いのは資格を統合させて、一気にそれで有資格者を増やしてしまおうといった背景があります。

また、専門レベルの資格も基礎資格の有資格者的な扱いになるので、そういった業務をこなせるのも当たり前だといった雰囲気作りがあるかもしれません。

実際に介護士は圧倒的に足らず、リハ職はこれから圧倒的に余ってきますので、介護士の仕事の一部をリハビリ職が担ってよ!という思惑があるのだと思います。

リハビリ職がどこまで介護に携わるかについては難しい部分だと思っていて、手伝いすぎると専門性を失いかねないと考えているからです。

しかし、このままの流れでいくと介護の現場ではとくに手伝わなければならない状態に陥っていくと考えられますので、身の置き方については考えておくべきでしょう。

そのリスクを避けたいのであれば、スタッフの数が多く、作業分担がしっかりと確立できている病院などに転職したほうがいいかもしれません。

理学療法士や作業療法士にお勧めの転職サイトをまとめた記事も作っていますので、是非そちらを参考にして活動してみてください。

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The Author

中尾 浩之

中尾 浩之

1986年生まれの長崎県出身及び在住。理学療法士でブロガー。現在はフリーランスとして活動しています。詳細はコチラ
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