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welq(ウェルク)という適当な医療系キュレーションサイト


最近すごい勢いでビッグワードを取りまくってる「welq」を皆さんはご存知でしょうか。

いわゆるキュレーションサイト(まとめサイト)なのですが、とにかくSEOに強くて、まだリリースから一年も経たないのに多くの記事が検索上位にきています。

ここ1,2年ぐらいはまとめサイトの評価がガクッと落ちていたのですが、welqに関してはそんなことを一切感じさせないほどに勢いよく伸びています。

なぜSEOからこれほどまでに評価を受けたのかですが、その要素に文章や画像を引用しなかったことが挙げられます。実はここが最大のポイントではないかと私は考えています。

文章も画像も引用しないのにキュレーションサイトというのはちょっとおかしな話ですが、ここには色々なカラクリがあって、簡潔に書くとキュレーションサイト逃れを図っているのでしょう。

完全に同じ文章だとコピーコンテンツになるので、文章も参考元を出しているわりにほとんど内容が変わっていたりします。おそらく、腕のいいライターが読みやすいように全体の構成をまとめているのでしょう。

また、画像も独自に用意していますので、これはもうSEOからしたらキュレーションサイトと認識することは不可能なレベルです。

以下の記事は「圧迫骨折」というワードで検索結果の1位を獲得しており、実際に確認してもらうとわかりますが、文章も参考元とかなり異なりますし、画像もすべて独自に用意しています。

 

 

このキューレションサイト逃れの方法は非常に素晴らしいアイデアだと思うんですが、ひとつだけ大きな問題点があります。

それは文章と画像がまったく合っていないのです!

圧迫骨折について説明している写真は脳卒中の片麻痺らしき人ですし、疼痛は腕を痛がっています。ほぼ全ての画像が適当なんです。

なぜそのようなことをするかというと、医療情報というのは視覚的な情報があったほうが圧倒的にわかりやすいからです。文字だけの医学書なんて、誰が読んでもウンザリするはずです。

それと同じで、画像が多用されているとわかりやすくまとめられていると認識されてSEOから評価される傾向にあります。その傾向はオリジナルな画像ほど顕著です。

なのでwelqでは画像の引用はしていません。しかし、独自に用意しているといっても有料の画像サイトと契約しており、それを使用しているだけではあります。

そのため、結果的にはイメージにちかい画像をピックアップして当てはめているだけという状態になっており、なんとなくヘンテコな感じになっているのだと思います。

文章に関しては資金があるので、そこそこのライターを起用しているはずであり、それなりに全体的な統一感があるように仕上がっています。

ただ、ここはやはり専門職ではないので知識的に限界な部分があり、「~だそうです」といった弱気な語尾が目立ちます。まあほとんど病気を知らずに書いているのでしょうから無理もないでしょう。

以前に検索上位を占めていたNEVERまとめと比較したらかなりマシではあるんですが、それでも専門職が書いているわけではないので間違っている情報もいろいろとあるでしょう。

なので、上位表示させたいがために検索者よりもSEOに向けて書き続けるようなサイトなら、あまり普及してほしくないところではあります。

今後に個人ブロガーがどうやって戦っていくかについてですが、やはり自分をアピールできないことには難しいのではないかと思います。

検索上位に表示されなくなっても、その人の情報だったら信頼できるから読みたい。そう思ってもらえるようなコンテンツ作りが必要になってきます。

ただ、それができるのも今のうちだけであり、後から参入してきても名前を売ることのほうが難しくなってくるはずです。

すでに基盤が出来上がってる人たちはリアルビジネスに繋げられるラインも考えていき、いろいろと試行錯誤しながらやっていくほうがいいかもしれませんね。


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The Author

中尾 浩之

中尾 浩之

1986年生まれの長崎県出身及び在住。理学療法士でブロガー。現在はフリーランスとして活動しています。詳細はコチラ
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