平成30年度の介護報酬改訂に伴い、厚生労働省の通達にてリハビリテーション計画書の様式が変更されることになりました。
前回の介護報酬改定時も大幅な計画書の変更がなされましたが、まさかのたったの3年での変更とは思いもよりませんでした。
通所リハビリや訪問リハビリで働かれている療法士は大変かと思いますが、新様式に急いで変更していくしかありません。
そんな方々の労力を少しでも減らすために、リハビリテーション計画書のエクセル版を作りましたので、是非とも活用されてください。
※追記:私の職場はMacを使用しているので、その関係でナンバーズ版の計画書も作成してみました。
リハビリテーション計画書
別紙様式2-1 |
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別紙様式2-1 |
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もしかしたらファイルに不備などがあるかもしれませんので、見つける都度に訂正していきますのでご了承ください。
なお、別紙様式2の記載要領については、厚労省通達の「リハビリテーション計画書等の事務処理手順及び様式例の提示について」が参考になります。
リハマネ加算(Ⅰ)〜(Ⅳ)で必要な書類
リハビリマネジメント加算(Ⅰ)の場合
- 別紙様式1:興味・関心チェックシート
- 別紙様式2:リハビリテーション計画書
リハビリマネジメント加算(Ⅱ)〜(Ⅳ)の場合
- 別紙様式1:興味・関心チェックシート
- 別紙様式2:リハビリテーション計画書
- 別紙様式3:リハビリテーション会議録
- 別紙様式4:プロセス管理票
- 別紙様式5:生活行為向上リハビリテーション実施計画(必要に応じて)
生活行為改善リハビリテーション加算を算定する場合は、別途に生活行為向上リハビリテーション計画書の作成が必要になります。
別紙様式1:興味・関心チェックシート
リハビリテーションマネジメント加算を算定するためには、興味・関心チェックシートの記入が必要となります。
このシートを活用することにより、利用者のニーズに合ったリハビリテーション計画を作成していきます。(ダウンロードはコチラ)
別紙様式2:リハビリテーション計画書
別紙様式は「2-1」と「2-2」の二枚が存在しており、個人的には1を表側に、2を裏側に印刷して1枚にまとめています。
利用者をファイルごとに管理することがお薦めで、たとえば、Sheet1は「A2018.4」、Sheet2は「A2018.7」と名付けます。
要するに「A2018.4」なら、A(別紙様式2-1)の2018年4月作成分という意味にしているわけです。
あまりシートが増えすぎるとエクセルファイルが重くなって動作に支障をきたすので、1年おきに新しいファイルに作り替えてもいいです。
一度作ってしまえば状態は大きく変わらないので、そこからは前回のシートを複製するだけで簡単に作成することができます。
別紙様式3:リハビリテーション会議録
リハビリテーションマネジメント加算(Ⅱ)〜(Ⅳ)を算定するためには、リハビリテーション会議録の開催と書類作成が必要となります。
こちらの書類はパソコンで作るのはやや面倒なので、印刷したものを会議に持参して手書きで記入しても大丈夫です。(ダウンロードはコチラ)
別紙様式4:プロセス管理票
リハビリテーションマネジメント加算(Ⅱ)〜(Ⅳ)を算定するためには、プロセス管理表の作成が必要となります。
プロセス管理票は、サービス提供に必要な過程をしっかりとこなしているのかの確認書類になります。(ダウンロードはコチラ)
別紙様式5:生活行為向上リハビリテーション実施計画書
こちらは生活行為向上リハビリテーション実施加算を算定するために必要な書類となります。(ダウンロードはコチラ)