犬の膝蓋骨脱臼をリハビリしている話

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うちでは犬を2匹飼ってて、一匹は雑種(保健所から引取)、もう一匹は知人からもらってくれと頼まれたチワプーがいます。

チワプー(チワワとトイプードルのMIX)というのは、膝蓋骨が脱臼しやすいと言われていて、手術が必要となるケースも多いです。

生後3ヶ月のときに一時的に預かったことがあり、そのときには歩き方もおかしくて、大腿骨を内旋させるとパキッとお皿が整復されるような状態でした。

人間の膝蓋骨脱臼はほとんどが外側脱臼ですが、犬の膝蓋骨脱臼はほとんどが内側脱臼となっています。

このままではいずれ手術となる可能性が高かったので、飼い主には、膝蓋骨が外れたら整復し、脚の筋力が衰えないようにと説明しました。

そこからしばらくして飼い主が飼うことを諦めて、別の人に譲り、さらにその新しい飼い主も飼えないと言い出して結局はうちに来ることになりました。

その時はすでに生後9ヶ月でしたが、膝蓋骨は外れやすいままで、おそらくは外れたまま生活していたので患側の脚はやせ細っていました。

その現状をみてちょっとキレそうな気持ちもありましたが、素人だとわからないからしょうがないと諦めて、うちで飼うからにはこれからリハビリを頑張ってもらおうと決めました。

リハビリといっても実施したことは2つだけで、①脱臼の整復(お皿が外れたらすぐ戻す)、②下肢の筋力強化(二足歩行と階段上り)です。

それが今年の1月初めの話で、現在は1ヶ月半ほど経ちましたが、ほぼ脱臼することはなくなりました。

走るスピードもかなり速くなってきて、先日は家の扉を開けた途端に脱走して捕まえるのに少し苦労しました。

この経験がどこかで活かせるかはわかりませんが、ちゃんとリハビリをしたら犬の膝蓋骨脱臼は良くすることができると感じました。

もしもあなたの周りにそのような犬がいるようでしたら、是非ともここで書いたように治療してあげてください。


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The Author

中尾 浩之

中尾 浩之

1986年生まれの長崎県出身及び在住。理学療法士でブロガー。現在は整形外科クリニックで働いています。詳細はコチラ
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