病院や整体の「Googleのクチコミ」は役立つのか?

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最近は病院や整体(というか全ての会社)をネットで調べると、「Googleのクチコミ」というのがトップの右側に出てきます。

星5つの評価で採点されるのですが、誰でも簡単に評価やコメントを書き込むことができ、それがダイレクトに反映されるようになっています。

つまり、10人が星4つを付けたとすると、そのまま評価は星4つ(10件の平均値)となるわけです。

当たり前と言ったら当たり前かもしれませんが、これには良い部分と悪い部分があり、この評価だけを鵜呑みするのは非常に危険です。

悪い部分というのは、サクラレビューを付けやすいところであり、誰でも簡単に高評価に調節することができます。

また、競合に低い評価を大量に付けることも可能となり、ネットリテラシーが低い人はその評価が本物であるかの判断ができません。

簡単にサクラかを見分ける方法としては、①評価者がその会社のみにしかクチコミしてない、②クチコミが多すぎる、③同じ時期にクチコミが集中しているなどが挙げられます。

別の評価方式を採用している代表的なサイトに「食べログ」がありますが、食べログでは10人が星4つを付けたところで、そのお店の評価が星4となることはありません。

お店の評価を決定付けるのは一部の採点者(食通度合いが高い人)であり、他の人の評価はほぼ無意味です。

これはある意味で前述した評価方法のデメリットを打ち消すものですが、こちらはこちらで悪い部分があります。

実際にあった事例としては、某口コミサイトにお金(広告費)を払っていない飲食店が不当に低評価とされました。(調べたらすぐにわかります)

こうなってくると明らかに「本当の評価」をしているとは言えず、すべてが信頼性のないものとなってしまいます。

また、一部のカリスマレビュアーを接待するようなお店が出てくるかもしれませんし、権力を与えすぎる弊害が出てくるわけです。

本題に戻りますが、病院や整体の評価は基本的に「Googleのクチコミ」で確認する人がほとんどになると思います。(検索した時点で自動的に出てくるので)

私が現在勤めているクリニックは、開院してから3年半ほど経ちましたが、これまでに13000人以上の来院がありました。

それだけの来院があったにも関わらず、クチコミはわずか「8件」であり、1000人にひとりも書き込んでいない計算となるわけです。

このことを考えると、どれだけ患者が病院にクチコミを書くのが珍しいのかということがわかり、レビューが多すぎる治療院はあやしいとなります。

実際に病院や整体を調べてみると、サクラだと丸わかりのものも多く、悪いクチコミを消すために大量の追加レビューが付いていることが多々あります。(厳密には消せないので見えないところまで追いやっている)

以上のことから、病院や整体の「Googleのクチコミ」は当てにならないことも多いですが、ネットリテラシーがあるなら本物の情報だけを収集することは可能ともいえます。

Amazonもそうですが、点数だけをみて購入する人が多く、レビューの正当性まで見ていく人は少数派かもしれません。

それでも今後はそのような見抜く力が必要となってくるので、単純に評価を鵜呑みにするのではなく、その奥にあるものまで目を向ける習慣を持つことが大切となってきます。


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The Author

中尾 浩之

中尾 浩之

1986年生まれの長崎県出身及び在住。理学療法士でブロガー。現在は整形外科クリニックで働いています。詳細はコチラ
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