腰腸肋筋の概要
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脊柱起立筋群は腸肋筋・最長筋・棘筋の3列で構成(各列に腰/胸/頸などの区分)。腸肋筋は最外側列で、胸郭外側へ張る張力で体幹を支える。
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腰腸肋筋は腸骨稜・仙骨・胸腰筋膜から起こり、第6–12肋骨の肋骨角へ停止。
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作用:胸腰椎の伸展(両側)、同側側屈(片側)。姿勢保持や荷重下での体幹スタビリティに寄与。
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座位では過活動になりやすく、胸椎の伸展不足や骨盤後傾を代償しがち。胸最長筋や深部伸筋群(多裂筋)との協調が重要。
基本データ
| 項目 | 内容 |
| 支配神経 | 脊髄神経の後枝 |
| 髄節 | 主に腰~下胸レベル(文献により広く表記される) |
| 起始 | 腸骨稜外唇、仙骨、胸腰筋膜 |
| 停止 | 第6–12肋骨(後面/肋骨角付近) |
| 栄養血管 | 肋間動脈、腰動脈 |
| 動作 | 胸腰椎伸展、同側側屈(必要に応じ抗回旋の安定性にも関与) |
注:腸腰筋は股関節屈曲・腰椎前弯の増強に寄与し、直接の「脊柱伸展筋」ではありません。座位姿勢の目標は腰椎中間位を保ち、腸腰筋・深部伸筋・最長筋がバランスよく活動することです。
最終更新:2025-10-07




