長趾屈筋の概要
下腿後面深層の屈筋。腱は足底で4本に分岐して第2–5趾の末節骨底へ至り、DIP→PIP→MTPの順に屈曲を生みます。
内側縦アーチ支持に関与しますが、崩れ(扁平足)の一次因子は多くの場合後脛骨筋機能低下であり、FDL単独が主因となるのは多くありません。
S1根障害(L5/S1椎間板ヘルニアなど)では足趾屈曲筋力低下が所見となりやすく、鑑別に有用です。
基本データ
| 項目 | 内容 |
| 支配神経 | 脛骨神経 |
| 髄節 | L5-S1 |
| 起始 | 脛骨の後面中央部 |
| 停止 | 第2-5趾骨の末節骨底 |
| 栄養血管 | 後脛骨動脈 |
| 動作 | 第2–5趾の屈曲(DIP・PIP・MTP) 足関節底屈・内反(補助) |
| 拮抗筋 | 長趾伸筋、短趾伸筋 |
| 筋体積 | 30㎤ |
| 筋線維長 | 4.7㎝ |
| 速筋:遅筋(%) | 50.0:50.0 |
運動貢献度(順位)
| 貢献度 | 足趾屈曲(第2〜5趾) |
| 1位 | 長趾屈筋 |
| 2位 | 短趾屈筋 |
最終更新:2025-10-07






