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BMIの値がやや高い(肥満)のほうが長生きする理由

医療従事者なら少し太ってるぐらいのほうが長生きできるという話は聞いたことがあるかもしれませんが、その理由について解説します。

BMI値の計算方法

BMI(体格指数:Body Math Index)は以下の公式で算出することができます。

 ” BMI=体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))

肥満度の判定基準として、18.5未満で「痩せ」、18.5以上25未満で「標準」、 25以上30未満で「肥満」、30以上で「高度肥満」に分類されます。

長生きできるBMI値について

普通に考えると標準が長生きできそうですが、米国の生命保険会社の調査において、肥満に該当するBMI値26あたりが最も長寿になることが判明したのです。

これが日本でも大々的に取り上げられて、「肥満のほうが長生きする」といった解釈をされるようになりました。

実際は極端に寿命が低下するのは痩せに分類される人たちであり、標準よりも若干肥満のほうが長生きであるといった僅差に近いものです。

なぜ肥満のほうが長生きできるのか

まず最初に言っておきたいのは、肥満だから長生きできるというのは大きな間違いであるということです。

肥満にも種類があって、筋肉量が多いために体重が増加している人たち、筋肉量が少ないにも関わらず肥満となっている人たちがいます。

基本的に肥満に分類される方々は、全身に重りを背負いながら生活している状態です。そのため、普通に生活していても自然と筋肉量は多くなっています。

しかし、食事制限などの無理なダイエットを繰り返している女性などでは、筋肉量が少ない肥満(サルコペニア肥満)という病的な状態となっていることがあります。

長生きできる人たちは、筋肉量がしっかりと保たれており、活動的に生活できている人たちです。

そのため、特別なことをしなくても筋肉量と運動量が確保できている肥満者は健康的であり、長生きできているのだと推察することができます。

サルコペニア肥満では長生きすることはできない

筋肉量と活動量が落ちているサルコペニア肥満の人たちは、もちろんながら長生きすることはできません。

また、筋肉量が低下しており、身体にかかる負荷も少ない痩せている人たちも、自然と活動量が低下するために長生きすることができません。

痩せと肥満では寿命に7年もの開きがあるとされているので、それがどれだけ重要なものかは容易に理解することができるはずです。

長生きするためには運動と筋トレが大事

ここまでのことをまとめると、長生きするために必要なことは太ることではなく、活動量と筋肉量を増やすことです。

そのためには、定期的な運動と筋力トレーニングが有効です。とくに活動の根源となる足腰が重要となるため、ウォーキングが空前のブームになったんだと思います。

個人的には歩くことだけでは効果的に足腰の筋肉を鍛えることができないと考えるため、スクワットなどの筋トレを併用することがより有用といえます。

なので、間違っても太っているから長生きできるとは考えずに、本質をしっかりと見極めるようにお願い致します。


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The Author

中尾 浩之

中尾 浩之

1986年生まれの長崎県出身及び在住。理学療法士でブロガー。現在はフリーランスとして活動しています。詳細はコチラ
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