フラットバック(平背)の原因と治し方

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不良姿勢の代表である「フラットバック(平背)」の原因と修正方法について、わかりやすく解説していきます。

フラットバックとは

フラットバックは身長の高い痩せ型の女性に多い姿勢であり、下部体幹が後方に変位しています。

下部体幹が後方に変位しているタイプでは、腰椎が屈曲しやすく、股関節の動きが硬くなりやすい傾向にあります。

腰痛との関係

フラットバックでは骨盤が後傾し、さらに腰椎が屈曲しやすい状態にあるので、椎間板に加わる圧が高い状態にあります。

また、脊椎が平坦化しているので彎曲によるクッション作用が消失しており、椎間板症や椎間板ヘルニアを誘発しやすくなっています。

頚痛との関係

フラットバックは座位または立位姿勢で上位胸椎の屈曲(前かがみ)が持続している人に生じやすい姿勢でもあります。

上位胸椎が屈曲することで頭部は前方位となり、腰椎と同様に頚椎にも椎間板症が起こりやすくなります。

椎間板が潰れてしまっている箇所は椎間関節の負担が増加することになり、椎間関節障害のリスクも高まることになります。

また、胸椎後弯が増強すると上肢挙上時に肩甲骨の外旋と後傾が減少するため、肩峰下インピンジメントを起こしやすい状態にあります。

起こりやすい障害

  1. 頚椎椎間板症(膨隆)
  2. 頚椎椎間関節障害
  3. 腱板損傷
  4. 腰椎椎間板症(膨隆)
  5. 腰椎椎間板ヘルニア etc.

フラットバックの治し方

フラットバック姿勢は、腹直筋やハムストリングスが硬くなりやすい傾向にあります。

そのため、長座位で骨盤を前傾させてハムストリングスの伸張、端坐位で骨盤を前傾させる運動を実施します。

脊柱起立筋の筋力低下はほとんど起こりませんが、腸骨筋は弱化していることが多いので、座位での交互股関節屈曲による運動を行います。


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The Author

中尾 浩之

中尾 浩之

1986年生まれの長崎県出身及び在住。理学療法士でブロガー。現在は整形外科クリニックで働いています。詳細はコチラ
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