要点サマリ
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肩は可動域が最大=不安定。制限の主因は①筋(痛みによる防御収縮/短縮) ②関節包・靱帯 ③骨性インピンジメント/運動連鎖不全。
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肩関節周囲炎(凍結肩)ではカプラーパターン(外旋>外転>屈曲>内旋)で制限しやすい。
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**最終域の感触(エンドフィール)**で見立て:
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筋性=弾性・伸びる感覚、体位や収縮で改善しやすい
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関節包/靱帯性=しっかり硬い抵抗
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骨性/インピンジ=鋭い引っかかり・痛み
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治療の順序:痛み鎮静→関節包/滑走の回復→ローテーターカフ+肩甲帯の協調→動作再学習。
正常な肩関節の可動域
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肩関節は全関節の中で最も広い可動範囲を有しており、その代償として最も不安定で脱臼しやすい関節でもあります。
その欠点を補うために、肩関節はいくつもの筋肉に覆われており、関節包や靱帯で連結されています。
そのため、可動域制限を有している場合はそれらの筋肉や関節包、靱帯の短縮などが主な原因となる場合が多いです。
