理学療法士や作業療法士が転職する際の参考となるように、私が実践している履歴書の書き方について解説していきます。
履歴書はパソコンで作る
もちろん最終的には手書きなんですが、とりあえず最初はパソコン上で文章をまとめてしまい、それを見ながら書き込んでいくことが多いです。
これは一回作ってしまうと次回に応用が効くので、ジョブホッパー(転職歴が多い人)にはお勧めの方法です。
以下の画像をクリックすることでWordデータとしてダウンロードできますので、是非ともご活用ください。
履歴書の証明写真はアプリで作る
アプリで作っていいの?と思った人もいるかと思いますが、むしろアプリで作ったほうが絶対にいいです。メリットしかありませんから。
まず気になることは、履歴書の写真がアプリだとバレるのではないかといった心配がありますが、ほぼ100%バレません。まったく遜色がないですから。
私は以下の履歴書カメラといったアプリを使用しています。
アプリで証明写真を作るメリットは、①お金がかからない、②好きなだけ撮り直せる、③画像加工ができるといったことが挙げられます。
撮った画像をコンビニで写真プリント(L判)したら、証明写真4枚が30円で手に入ります。普通なら700円とかぼったくられますもんね。
次に好きなだけ撮り直せるですが、最近は撮り直しの限度回数がないスピード写真も増えています。
しかし、髪型を変えたり、服装を変えたりと、パターンまで変えるのはさすがに無理です。それがアプリなら自宅で撮影できるので、いくらでも作成することができます。
最後に画像加工ですが、最近は加工アプリも充実してるので画像を簡単に編集することもできます。シワやシミを消したりもできるのは女性には嬉しいですよね。
履歴書の書き方
理学療法士や作業療法士だからといって特筆することはありませんが、ちょっとしたポイントだけ箇条書きで書いていきます。
- 住所は「1-100-1」ではなく、「1丁目100番地1号」と書く
- 職歴で病院などへの就職は「入社」よりも「入職」と書く
- 退職理由や志望動機は面接で聞かれると肝に銘じておく
私は四度の転職経験がありますが、さすがに四度目の転職はかなり厳しい部分がありました。企業にとってはすぐやめられることを一番嫌いますからね。
そこをどのようにして経験値として受け取ってもらえるかについてずっと考えてきましたが、こればかりは特筆すべきことがない限りは難しいと思います。
中途採用というのは企業にとって即戦力の枠であり、入社後すぐに売上を伸ばしてくれる人を採用したいと考えています。
しかし、リハビリ職は新卒もベテランも稼げる額が決まっていますので、その部分に関してはアピールできるポイントがほとんどありません。
そのため、地道に取り組んできたことやこれから目指していることについて、面接の際に頑張ってアピールし、好感を持ってもらえるようにするしかありません。
卒業証明書と卒業証書の違い
面接先によっては、理学療法士の免許証(写)に加えて、卒業証明書を提出するように求められる場合があります。
このふたつは名前は似ていますが、全くの別物になので注意が必要です。卒業証明書は卒業した学校にて発行する必要があり、提出は原本である必要があります。
そのため、もしも卒業証明書が必要と書いている場合は、学校に問い合わせてから発行してもらうようにしてください。
同封の添え状について
履歴書を送付する際に添え状を同封することになりますが、こちらはテンプレートでとくに問題はありません。
以下の画像をクリックすることでWordデータとしてダウンロードできますので、是非ともご活用ください。
一般企業の場合は、履歴書以外に職務経歴書や志望理由書を同封するように書かれている場合もあります。
しかし、病院などではほとんど提出することを求められることはありませんので、ここでは割愛しておきます。
面接後のお礼状について
ここは意見が分かれる部分ではありますが、出して損になることはありませんので、1%でも可能性を上げたいのなら出しても構わないと思います。
しかし、実際はあまり考慮されない部分ではありますので、個人的には出す必要はないと考えています。(ほとんどコピペですし)
おわりに
私のこれまでの経験をもとに、履歴書の書き方について簡単に書いてきました。
大きな病院に就職したいと考えている場合、倍率が何十倍もあるというのが今は当たり前の時代になってきました。
そのため、大切なのはいかに効率よく履歴書を書き、どれだけ数を打てるかにかかってくるようになりました。
数を打つためにはハローワークだけでなく、いくつかの転職サイトなどを利用し、非公開求人などを探すことも重要です。
PT・OTの求人情報に関しては、マイナビなどの大手転職サイトを使用したほうが情報を集めやすいです。
とくに関東や関西、東海地方はハローワークよりも情報が充実していますので、転職の希望があるなら是非とも目を通しておいてください。