この度、たなはらさんが主催するネット版勉強会にて最終の症例報告が開催しています。
テーマは「腰椎椎間板ヘルニアに対する筋膜リリースを用いた治療の正当性を考える」です。URLは以下になります。
http://boooo.boo.jp/ptot-stady4-2570.html
徒手療法についてあまり詳しくない方や、本当に効果があるのかと疑っている方も勉強になるので是非読んでみてください。
どのような視点から評価を行い、どのような考えのもとに治療を実施しているのかがわかるのでとても勉強になります。
最終報告者のたなはらさんには、個人的に腰痛のことについてメールなどで相談させていただいており、その知識や技術は確かなものです。
そして、こういった試みというのは非常に意味があると思っていて、これからは勉強方法がもっとネットにシフトしていくと私は考えています。
ネットを使ったら非常に多くの人たちがどこからでも参加することができますので、一夜にして全国から知識を集結することだってできるようになります。
ネットなら馬鹿みたいなことでも匿名で質問することができますし、なんといっても無料で参加することができます。
このレベルの療法士に気軽に質問できるというのは、それだけでも非常に価値のあることだと思います。
手技などは参加しないことには仕方がない部分もありますが、今後は症例報告のような言葉だけの研修会は確実に減っていくと思います。
そんなものに高いお金を払わなくても、ネットには質の高い情報が溢れていき、無料で参加できる研修会も増えていくはずです。
なので、今回の勉強会が単発的なもので終わるのではなく、定期的な恒例行事になって定着していってほしいと心から願っています。
ただ、やっぱり無料の企画なので寄稿する人たちの男気が必要ですし、開催者のたなはらさんに関しては相当大変だったことは容易に想像がつきます。
このような試みは初ですし、うまくいった部分もあれば、うまくいかなった部分も多々あったかと思います。
それでも挑戦してくれた男気の塊であるたなはらさんには、この場でまた感謝の言葉を申し上げておきます。本当にありがとうございました。
まだチェックしていないという方は、是非とも読んでみてください。
- 【症例報告①】重度の脊椎圧潰をきたした腰痛症に対する介護保険下でのアプローチについて
- 【症例報告②】肩インピンジメントに対する運動器エコーの実際
- 【症例報告③】2年間腰の痛みと姿勢の悪さに悩んでいた症例
- 【症例報告④】椎間板ヘルニア患者に対する筋膜リリースを用いた治療の正当性を考える