全ての正しい努力を尽くしてからで遅くない(ハイキューの名言)

最近はハイキューにハマってるんですが、青葉城西高校の及川がとにかくカッコよすぎるので紹介させてください。

ハイキューの劇場版総集編は4つあり、その中でも一番面白いのが「才能とセンス」です。

この話の回想の中で、自分よりも優れた才能を持つ牛若や影山をみて、及川は(おそらく)バレーを辞めることを決意します。

その旨を伝えたあとに、以下のような言葉を返されます。

自分の力の上限をもう悟ったって言うのか。技も身体も精神も何ひとつ出来上がっていないのに。

自分より優れた何かを持っている人間は生まれた時点で自分とは違い、それを覆す事などどんな努力・工夫・仲間を持ってしても不可能だと嘆くのは、全ての正しい努力を尽くしてからで遅くない。

ただ自分の力はこんなものではない、と信じて只管(ひたすら)まっすぐに道を進んで行く事は、自分は天才とは違うからと嘆き諦める事より辛く苦しい道であるかもしれないけれど

この言葉は本当に重くて、めちゃくちゃ好きな言葉です。

とくに好きな部分が「正しい努力」というところで、ほとんどのヒトは正しい努力ができていないだけではないかと勝手に思ってます。

だから努力を続けても思うような結果が出ず、そして自分には才能がないからと諦めているような気がしてなりません。

私は最初の就職先がリハビリ病院でしたが、そこには優秀な理学療法士が多く在籍しており、このまま続けても永遠に一番にはなれないと悟って、すぐに辞めてしまいました。

辞めたというのは理学療法士をであり、もっと自分には別の才能があるのではないかと考えて、他の仕事を探したわけです。

もちろんそんなものはなく、結局は思うような成果も出せずに、仕事がなくてしょうがなく理学療法士に戻りました。

そこからしばらくはそんなモチベーションで働いていたので、全く勉強する気も起こらずに適当に仕事をこなしているだけでした。

しかし、このままではいけないといつからか思うようになり、才能がなくても努力し続ける道を選びました。

努力を続けることは苦しい道ですが、全ての正しい努力を尽くすこともなく、才能がないと決めつけることはもうやめました。

先ほど紹介した言葉のあとには、実は及川自身の続きの言葉があり、次のようなことを言っています。

才能開花のチャンスを掴むのは今日かもしれない。若しくは明日か明後日か来年か、30歳になってからかも

才能があるかないかを決めつけるのは、全ての正しい努力を尽くしてからで遅くはないのです。

そのためには日頃からセンスを磨き続ける努力を怠らず、その時を信じてまっすぐに突き進むしかありません。

わたしもひとつ上の理学療法士を目指して、今後も努力を怠らずに地道に頑張っていこうと思います。


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The Author

中尾 浩之

中尾 浩之

1986年生まれの長崎県出身及び在住。理学療法士でブロガー。現在は整形外科クリニックで働いています。詳細はコチラ
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