短小趾屈筋の概要
短小趾屈筋(FDMB)は第5中足骨の底側・遠位部に位置する足底外側の表層筋で、小趾(第5趾)の中足趾節(MTP)関節屈曲に主に働きます。第5中足骨遠位外側から分かれる線維が明瞭なときは**小趾対立筋(opponens digiti minimi)**として独立筋扱いされることがあります。
基本データ
| 項目 | 内容 |
| 支配神経 | 外側足底神経 |
| 髄節 | S1-2 |
| 起始 | 第5中足骨底、長足底靭帯、長腓骨筋の腱鞘 |
| 停止 | 第5基節骨の外側底 |
| 動作 | 小趾の中足趾節(MTP)関節に対して底屈 |
触診方法
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被検者を仰臥位または座位。小趾を軽く背屈位に保持。
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検者は第5中足骨底側の外側縁に指腹を当て、被検者にMTPだけを屈曲するよう指示。
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指先で軽い抵抗を加えると、触れている部位で短小趾屈筋の収縮が触知できます。
※屈曲はMTPに限定(IPはなるべく屈曲させない)すると選択性が上がります。
ストレッチ方法
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第5基節骨を把持して背屈方向へ誘導(MTP伸展)。
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足関節は底屈位に保ち、長趾屈筋の張力を避ける。
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さらに小趾PIPは屈曲位をキープし、短趾屈筋(flexor digitorum brevis)への伸張を抑えると、短小趾屈筋への選択的ストレッチになります。
筋力トレーニング
最終更新:2025-10-07

