中斜角筋の解説
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斜角筋群(前・中・後)のうち最大ボリュームで、中間に位置。
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前斜角筋とのあいだに“斜角筋隙”(上方:頚部、下方:第1肋骨)を形成し、鎖骨下動脈と腕神経叢が通過。過緊張や肥厚で上肢しびれ・痛みの原因になりやすい。
基本データ
| 項目 | 内容 |
| 支配神経 | 頚神経前枝(頚神経叢/腕神経叢由来) |
| 髄節 | C3–C8(文献差あり:C2–C8 / C4–C8 など) |
| 起始 | C2–C7横突起の後結節 |
| 停止 | 第1肋骨上面(鎖骨下溝の後方まで広く) |
| 栄養血管 | 上行頸動脈(下甲状動脈の枝) |
| 動作 | 第1肋骨挙上(吸気補助) 頚椎の同側側屈、軽度の屈曲補助(両側) |
| 筋体積 | 11.0㎤ |
| 筋線維長 | 6.0㎝ |
| 速筋:遅筋(%) | 70.0:30.0 ※斜角筋群のデータ |
運動貢献の目安
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頚部屈曲:胸鎖乳突筋/椎前筋群(長us colli, capitis)>斜角筋群
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頚部側屈:斜角筋群 ≧ 胸鎖乳突筋・脊柱起立筋・板状筋群
最終更新:2025-10-07



