小腰筋の概要
小腰筋は大腰筋の前面に寄り添う細い筋で、存在しない人も多い(おおむね半数未満〜約半数の頻度)。
腸恥隆起(iliopubic eminence)と腸腰筋膜に停止し、腰椎の軽い屈曲(骨盤後傾)や腸腰筋膜の緊張(求心化の補助)に関与する。股関節はまたがらないため、直接の股関節屈曲筋ではない点が重要(腱膜を介した間接的影響は起こり得る)。
基本データ
| 項目 | 内容 |
| 支配神経 | 腰神経叢枝(L1腹側枝) |
| 髄節 | L1 |
| 起始 | T12–L1椎体前面およびその椎間円板 |
| 停止 | 腸恥隆起(pectineal line 近傍)+腸腰筋膜 |
| 栄養血管 | 腸腰動脈の腰枝 |
| 動作 | 椎屈曲・骨盤後傾の補助、腸腰筋膜の緊張による前方安定化 |
最終更新:2025-10-07
