医療系アプリは年々進化しており、今では専門書を読む以上に実践的な学びにつながるものが数多く登場しています。ここでは、私が実際に使っている、臨床・勉強・情報収集に役立つアプリを紹介します。
Anatomy(解剖・画像系)
Human Anatomy Atlas

世界的に利用されている3D人体アトラス。
脳・内臓・骨格・筋肉まで立体的に表示でき、解剖学の理解に必須。
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メリット:正確な3Dモデル
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デメリット:動作がやや重い
TeamLabBody
日本人が開発した3Dアトラス。内臓・脳は非対応だが、軽快で使いやすい。
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メリット:軽快な動作、日本語解説がわかりやすい
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デメリット:機能はAtlasより少なめ
CT・MRI解体新書

626枚の画像を収録。断層解剖を学ぶには最適。
実際の臨床画像と比較しながら学べる点が魅力。
断面図ウォーカー

脳MRI・胸部CT・腹部CTに対応。高さごとにスライスを切り替えて直感的に学習可能。
臨床支援・リハ系
筋のトリガーポイント
筋肉ごとのトリガーポイントと関連痛パターンを視覚的に学習可能。臨床推論に役立つ。
ROM NOTE
関節可動域の基本軸と移動軸を動画で確認できる。実習生や若手セラピストの復習に最適。
デイリーワーク(Daily Workouts)
運動メニューを動画付きで提供。患者指導の参考にも活用できる。
医療情報・ニュース系
medy

200以上の医療ニュースサイトから情報を自動収集。
関心分野を設定すれば、リハビリ・筋骨格・神経領域など必要な情報だけ効率よく取得できる。
UpToDate / ClinicalKey(補足)
海外のエビデンス情報にアクセスできる定番アプリ。英語に抵抗がなければ必須。
試験・教育系
理学療法士国家試験アプリ
国家試験の過去問を収録。サクサク解けて隙間時間の勉強に便利。
AIによる弱点分析機能が追加され、効率的な学習が可能に。
SMART PT(補足)
近年人気のアプリ。症例動画や評価法がまとまっており、学生から新人PTに特におすすめ。
介護・地域連携系
介護ナビ
厚生労働省公式アプリ。全国の介護サービスを検索可能。
同業施設の調査や患者家族への情報提供にも使える。
地域医療連携アプリ(補足)
最近は病院・クリニックごとに専用アプリを持ち、患者情報共有や在宅ケア連携が進んでいる。
まとめ
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解剖を学ぶなら → Human Anatomy Atlas / TeamLabBody
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画像診断の勉強なら → CT・MRI解体新書 / 断面図ウォーカー
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臨床支援なら → ROM NOTE / 筋のトリガーポイント
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情報収集なら → medy / UpToDate
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学習・試験対策なら → 国家試験アプリ / SMART PT
アプリを活用することで、専門書よりも手軽かつ効率的に学べるようになりました。
臨床・教育・情報収集のそれぞれで、自分に合ったアプリを選んでみてください。
